〔不倫夫〕の目を覚ましたい【自分】が一番目を覚まさなければいけない

自分が目を覚ます

公開日 2018年3月25日 最終更新日 2021年5月7日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者には私の言っている
事を理解してもらう事に専念してもらう必要がある時があります

 

そもそも相談者がカウンセリングを受けるのは、自分に足りないものやわからないものを
探す
からくるわけです

 

相談者の頭の中は夫の言葉が抜けない状態

 

 

その中で、足りないとかわからないものを私の方が伝えていく必要があります

 

しかし、相談者の頭の中は夫の言葉が優先されてしまっているので、カウンセリングを
受ける
前の自分から抜けきれないままです

 

  • 『夫は女の人と別れたと言っています』
  • 『夫の方が入れ込んでいて、相手の女は迷惑しているんじゃないかと思っています』
  • 『夫がしているのは何か私の事を嫌いになったからとしか思えません』

 

というような言葉が多く出てきます

 

相談者は最初は木村泰之の言葉を半信半疑で聞いている

 

 

その中ではどうしても私の言葉を半信半疑で聞く状況が最初は続きます

 

そこには

 

『本当にカウンセリングを受けていて夫は変わるんだろうか』

 

という思いがあるわけです

 

しかし、それは逆に言えば変わるべきは自分という思いがまだまだ少ないのです

 

その相談者の思考を変えていくのがカウンセリングです

 

夫ではなく自分を変えるのがカウンセリング

 

 

そもそも夫を変えようなんてしている自分が、いかに平和ボケしているのかという事です

 

私が相談者によく言うのは

 

  • 『事件は現場で起きているのですよ』
  • 『変える事ができるのは自分とこれからだけですよ』

 

という事です

 

体を動かさなければ何もわからないし何も状況は変わらない

 

 

それは相談者も頭ではわかっていますが、体を動かさずに家のリビングで解決させたい
都合よく思っている事に対して言うのです

 

自分が体を動かさなければ何もわからないですし、何も状況は変わらないのです

 

また、夫に家の中で懇願したり優しくしているうちは、家の一歩外を出たらすぐに

 

『あいつは俺の言いなり、何とでもできるしごまかせる』

 

と夫にさらに舐められる要素を増やしているだけです

 

夫からの洗脳を解く作業がカウンセリング

 

 

その実態をカウンセリングの中でお話しして、一つずつ洗脳から解くような作業です

 

それまで良かれと思ってやっていた事は、いじめられっ子のそれと変わらないのです

 

自分のプライドを捨てていた自分から脱却するのです

 

夫の不倫は夫ではなく、自分の目を覚ます事が一にも二にも大事なのですから

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。