なぜ男は浮気するのかという思考が相手の女を視界から外している証拠
公開日 2018年4月6日 最終更新日 2025年2月13日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の中には妻の浮気に悩んで
来る男性もいます
その男性相談者は殆どが妻にいいようにされている、騙されいるという状況です
『妻の不倫には全然気が付いていませんでした』
『妻が不倫しているなんて思いもよりませんでした』
『私はずっと妻にうそをつかれていたのですね』
と、女性相談者が夫に不倫された時に話す言葉とそう変わりません
そういう意味では男性相談者と女性相談者でカウンセリングの初期はそれほど大きな
違いはないのですが、時間の経過と共に変わっていきます
それは、不倫相手にケジメをつけに行くかどうかに関して、ちゅうちょがあるかない
かです
女性相談者であれば、
『夫が戻ってくれる事が一番、相手の女は別れてくれたらそれでいい』
『夫婦の修復が大事、女は関係ない』
『夫さえ不倫をやめてくれたら女はどうでもいい』
というような気持ちが出やすいわけですが、男性相談者は違います
『相手の男からはしっかり慰謝料を取る』
『まずは相手の男に謝罪させて、妻とはそれから考える』
『妻もだけど、とにかく相手の男はケジメをつけてやる』
という心境になる
要は不倫の相手に対する姿勢が違うのです
女性相談者はブス女に敵対意識が薄いわけですが、男性相談者はゲス男に対して強い
敵対心があります
そのどちらがいいとか悪いとかはありませんが、大事な事は相談者に苦しみを与えて
いる人物は、二人いるという事に気が付いているかどうかです
そういう意味では男性相談者の方が先に気が付くというか、自然と男に目が向きます
これはなるべく安全、安心、安定を求める女性と権利の侵害をされたら戦う男の本能的
な差でもあります
そういう男性女性の性差を知るというか、存在を理解する事が非常に大事です
女性相談者はどちらかというと夫の事を
｀理解できない｀
と言います
男性相談者は妻の事を
`女性ってそういうものなのですね`
と言います
つまり、異性の違いを不思議に思うか思わないかです
この差もある意味性差です
女性相談者はなぜ理解できないと思うのかと言えば、
｀女性の方が標準｀
と本能的に思っているからです
『なぜ男は浮気するのでしょうか』
というのも、女性はしないという標準が心にあるわけです
しかし、ブス女も女性ですから、
｀なぜ男は不倫するのか｀
という表現はおかしいのです
｀なぜ人は不倫するのか｀
でなければ正確ではないのです
そういう事を突き詰めると、女性相談者の中にある普通が極めて限定的という事に気が
付いていくのです
そこからもう少し男女差を意識して人生を考えると、生き方が楽になるのです
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