〔夫と自分だけ〕の思考から【周りの人の気持ち】を考えてこそパワーが出る

いろいろな人の事を考える

公開日 2018年4月9日 最終更新日 2021年10月27日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者に伝えるべき事が
幾つかありますが、その中で毎日必ずと言っていいほどお話しする事があります

 

なぜ毎日お話しするのかと言えば、それ位日々の人生に関する事だからです

 

夫がいなければ私もどうしていいかわかりません

 

 

相談者はカウンセリングの初期の頃は

 

 

  • 『夫がいなければ私もどうしていいかわかりません』
  • 『夫の優しかった頃の顔が忘れられなくて・・・』
  • 『夫にどうしたら戻ってきてもらえるのか教えて欲しいです』

 

 

というような、夫の事についてだけの質問というか思考で聞いています

 

そこにあるのは

 

‘夫と自分の人生‘

 

です

 

今までの人生夫と自分だけで生きていたはずはない

 

 

確かに夫婦ですからそう考えるのは間違いではありません

 

しかし、今までの人生夫と自分だけで生きていたはずはない事は誰でもわかる事です

 

多くの方が人生に関わっています

 

その周りの人の事を本当に希薄にしているわけです

 

 

  • ‘周りには知られたくない‘
  • ‘周りには‘心配を掛けたくない‘
  • ‘周りは関係ない‘

 

位の意識があるのです

 

その意識を変えてもらう必要があるのです

 

今の状況をご両親が知ったらもっと夫を優しくしろと言いますか

 

 

その意識を変えてもらうために、周りの人の心境を代弁するのです

 

それを、毎日のカウンセリングで言い続けています

 

  • 『今の状況をご両親が知ったら、もっと夫を優しくしろと言いますか』
  • 『ご兄弟ならこんな男はダメな奴と言いませんか』
  • 『友達も何であなたが弱くなる必要があるのと思っていますよ』

 

 

と、相談者が勝手に弱っている事を見たら周りの人がこう言うだろうという事を伝えます

 

それを聞いた相談者も

 

  • 『親ならそういいます』
  • 『兄弟にも言われるはずです』
  • 『友人にも絶対そう思われています』

 

と、想像がついているのです

 

夫と自分だけで何とかしようと思っていても現実は無理

 

 

その想像がついている事を、想像だけにしてはいけないのです

 

夫と自分だけで何とかしようと思っていても、現実は無理なのです

 

多くの人の気持ちや意思が働くのです

 

そこに頭が想像だけしか行っていない相談者に、周りの人の気持ちを強く意識してもらう
のです

 

なぜなら、

 

‘人は一人では生きていない‘

 

からです

 

相談者がお世話になっている人は、それまでの人生で数多くいるのです

 

周りの人に迷惑をかけている二人を許さない

 

 

その方の気持ちを意識しなくて、夫とブス女には怒りや憎しみという感情は生まれない

 

その感情が絶対に必要な場面に、まかり間違っても夫にすがるような自分を出していては
いけない

 

多くの人の事を考えて初めて

 

『私はこの悪事を絶対に許さない、周りの人に迷惑をかけている二人を許さない』

 

という、大きなパワーが出てくるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。