公開日 2018年5月4日 最終更新日 2021年5月7日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、最近の夫婦の関係性を
見ているとどこかで夫婦に腹を決めて臨んでいないという感覚を強く持ちます
もちろん夫婦をやるのには、それ相応の覚悟がいるわけですが特に夫の方に非常に
甘い考えを感じます
- 『もう無理だから、俺はもう離婚しか考えていない』
- 『諦めてくれ、俺はとにかく別れる事だけを望んでいる』
- 『お前が何を言っても無駄だから』
- 『俺は一度決めたら駆らないという性格をよくわかっているだろう』
と、まるで自分が人生をかけて大きな仕事をするのに離婚をしてくれというのと同じ
ようなセリフを、不倫をきっかけに言っているのです
目次
夫の不倫にすがる自分は新興宗教の信者と変わらない
勘違いも甚だしいというか、この腹を決めていない夫に妻がすがってしまっている事
に非常に危機感を覚えるのです
そこにはもはや夫婦というよりも、一種の新興宗教という関係に感じてしまうのです
それが夫婦に留まる事であれば全然問題ないというか、まだ仕方がないと思えるのです
が、これがその後の世代にも関係してくる事です
なぜなら、お子さんがそのアホな夫とすがっている妻を両親に持つわけですから自分の
親に尊敬や畏敬の念が出るわけがないのです
むしろ
- 『何でこの親の子供に生まれたのか』
- 『自分なんて産まなければよかったじゃないか』
と思っても全然不思議ではないのです
お子さんは親を選べない事をわかっているか
現に私の相談者でお子さんにそういわれている経験を持っている方もいます
誰がそうさせているのか
夫婦は自分たちの意思のものとに関係を持っているのですからいいのです
しかし、
‘お子さんは親を選べない‘
のです
それをすっかり忘れて、自分の選んだ夫婦に対してその場の快楽や自己保身に走る夫や
その夫に負けている妻のなんと多い事か
ブス女の嫉妬とコンプレックスを知らなければいけない
もちろん、そこには
‘ブス女の邪悪な嫉妬とコンプレックス‘
がそうさせているのです
しかし、こんな煮ても焼いても食えないブス女に夫婦をダメにされるどころか、自分の
大事なお子さんの将来までダメにされる可能性がある事に気付かなければいけないのです
それを残念ながら殆どの相談者は気付いていないのです
- 『夫をどうにかしたい』
- 『夫の愛情を取り戻したい』
と、子供の事をそっちのけで自分の選んだ夫をまともにしたいという一心です
子どもさんは不倫夫と母親を別に見ている
それを子どさんが冷静に
『パパもパパならママもママだ』
と見ているのです
そこに気付かせる事が今の私のカウンセリングでかなりの時間とエネルギーを
使うのです
夫に嫌われる事を心配していると子どもさんに嫌われる
しかし、私からするとこれ以外にエネルギーやパワーを使うべき問題はないのです
相談者には夫婦を考えている深さや真剣さは、夫と同じレベルではいいわけないと
事ある度にお話しします
その意味は、一つ一つの行動が夫婦だけの世代に留まらないという現実を知ってもらう
重要さがあるのです
夫に嫌われる事を心配していると、子どもさんに嫌われるのです
それをよくよく理解すれば、夫の不倫にびびっっている場合ではないという意識が
必ず出でくるのです
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