不倫脳夫を心配して疲弊するからこそ`自分を一番大事に`を思い出す

自分を一番大事にする

公開日 2018年6月21日 最終更新日 2021年2月16日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者は少なからず
パニックに陥っているのは当然ですが、それは頭だけではなく体にも出ています

『夫の不倫が発覚して体重が10キロ落ちました』
『毎日睡眠導入剤を飲んで寝ています』
『体がおかしくなって、いつもより体が動きません』

というような自分の異変を察知します

その中で心も苦しいわけですから、とても体のケアなんて神経を遣う余裕なんて
ありませんその状態はまさしく原因不明の病魔にかかっているようなものです
しかし、相談者は夫の心配を優先させているわけです

自分を後回しにして愚行を重ねる夫を心配している夫婦を、客観的に見て前途ある
ようには見えないわけです
そこに大きな修正ポイントがあるのです

そもそも夫は自分の不倫を認めなかったり隠しているわけで、それを運命共同体で
ある妻にバレないはずがないのです
それを

『あいつは俺に依存しているから大丈夫』
『俺がうまく立ち回れば見つからない』

というような舐めている心理が強くあります

その原因はブス女の毒気に満ちた誘惑に負けて、頭も体もが完全に私利私欲に走って
いるからです
夫の心身がおかしいから一緒にいる妻の心身がおかしくなるのは夫婦としてシンクロ
している証拠です

その中で妻としてこの状況を変えるには、夫ではなく自分の心身のケアを優先させる
事です
被害者である妻が強くなる事が必要不可欠なのです
そのためには夫の事で右往左往しない環境がいるのです

相談者はどうしても夫の一挙手一投足に頭が行ってしまい、自分の事は疲れ切っても
夫に集中する事を日々続けている
そこからカウンセリングで自分のケアを最優先する思考になってもうのです

最初相談者は

『夫の事をほったらかして、好き勝手に不倫を続けませんか』

という不安が出ます

しかし、それでは今までもさんざん心配してきたのに夫は全然悪いと思わずにブス女と
密会を続けている事実があるわけです
相談者がそういう不安に打ち勝ってもらうために辛抱や我慢を養うのがカウンセリング
の大きな意味です

夫にエネルギーを取られている今までから、とにかく自分の心身の立て直しを先にする
そこから自分の中から湧き出るパワーを感じるのです
自分にエネルギーが溜まれば、夫とブス女に対して強く出る自分を作る事ができる

そこに辿り着けば、とにかく夫を心配していた自分がいかに無駄なエネルギーを消費して
いたかを知ると同時に、

『自分を大事にする事を思い出した』

という気付きが出るのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。