夫の不倫は人生で後回しにしていた人間関係を取り戻す転機

公開日 2018年7月13日 最終更新日 2024年2月23日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとっては
夫との関係が頭の殆どを占めています

 

それまで普通に暮らしていた夫がおかしくなったわけですから当然です

 

相談者にとっては

 

‘普通にあるべきものが突然無くなった‘

 

という感覚です

 

それはそれで理解できる事ですが、相談者自身が何かをしでかしたわけではない
のですから、相談者ではなくおかしくなった夫自身にあるべきものが無くなって
いるのです

 

『俺の事はもう放っておいてくれ、お前はお前で生きていけ』
『俺が何をしようがお前には関係ない』
『俺は俺の事しか頭にない、お前の事は眼中にない』

 

という夫は、夫自身で大事なものを失っているのです

 

相談者は何も失っていない事に気が付かなければいけないのです

 

しかしどうしても夫の一挙手一投足に頭を奪われてしまい、夫の事が気になって
喪失感とか虚無感に襲われます

 

不倫に強迫観念で時間に追われる自分をやめてじっくり夫婦を見直す

 

そういう時にどういう整理をすべきかと言えば、

 

‘夫以外の大事なものに気付く‘

 

という事です

 

現実には夫以外の大事なものが数多く存在します

 

例えばお子さんとか、親御さん、ご兄弟、友人、知人などです

 

それらの人間関係は、夫に頭を奪われていると正直意識が希薄になっている

 

頭のなかではわかっていても、ほぼスルーしているのです

 

しかし、相談者が悩んでいる状態を一番心配しているのは誰なのか

 

もちろん夫であるはずがない

 

むしろ夫は自分の苦しみ悩みをブス女と一緒に作っている元凶ですから、自分を
思いやってくれている人間の対極にいます

 

それに対して、お子さんや親御さん等は相談者の悩みを共感し常に心のどこかで
思いやってくれているのです

 

そういう自分に気を送ってくれている、いたわってくれている人を忘れていいはず
がないのです

夫の不倫に悩んでも自分の親には見守ってという自分を作る

 

そこに気付いてもらう事がカウンセリングの中で大きなポイントです

 

人生で自分を思ってくれている、気を遣ってくれる人は夫だけと勝手に決め込んで
いた自分に喝を入れるのです

 

夫の不倫は相談者である妻にとっては非常に辛い事はよくわかります

 

しかし、それと同時に大事なものを忘れていたり思い出させてくれる作用もある事
に気付く転機でもあるのです

 

苦しみが苦しみだけではなく、これからの人生で大事にする事の優先順位の基準を
作る元になっているのです

 

私の相談者が

 

『夫の不倫は嫌な事でしたけど感謝もあります、なぜなら忘れていた大事な人間関係
を取り戻せたからです』

 

という言葉は心の底から出ているのです

世間からすると〔不倫脳夫にすがる妻〕は〔新興宗教の教祖と信者〕

勇気を持って、まずは無料電話・メールでご相談ください

無料相談専用電話

15分ですが、真剣にお伺いします

090-5515-8337

日月火水木金土10時~18時

カウンセリング中でつながらない時があります。

申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください

無料メール相談

お問い合わせはこちら

できれば、状況を詳しく入れてください、2日以内に返信します

3,000字入りますが、文字数を超えるとデータが届かない可能性があります。

ワード、メモ帳などに一度保存して、コピー&ペースト入力下さい

有料相談メニュー

夫婦カウンセラーによる、人間関係改善のための具体的行動アドバイスを行います

メールマガジン

『夫婦カウンセラー木村泰之 浮気した夫の頭の中』
無料:毎日午後13時+α配信

『夫婦問題カウンセラー木村泰之男女の法則』
まぐまぐメルマガ(無料:毎週日曜日3時配信)

相談実例

過去の相談実例を、アメーバブログにて公開しております

記事を読むためには、アメンバー申請が必要となります

関連記事



夫婦問題レスキュー隊

名称未設定-1_r2_c2

日~土 10時~18時
15分ですが、あなたのお悩みを真剣にお伺いします

090-5515-8337

カウンセリング中でつながらない時は、
申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください

P5240902_r1_c1

〒104-0031 東京都中央区京橋1-3-2 モリイチビル4階

【人気のメールマガジン】
『夫婦問題カウンセラー木村泰之  浮気した夫の頭の中』
『夫婦問題カウンセラー木村泰之 男女の法則』

【メディア情報】
書籍書籍・DVD情報はこちら

ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。