公開日 2018年7月15日 最終更新日 2021年2月8日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私が相談者に対し
いろいろな事をお話ししますが、その話の意図は夫婦をどうするかとか夫の不倫
をやめさせるという事が目的ではありません
それを聞くと
『ではこの木村泰之というカウンセラーは何を話してくれるのか』
という疑問が出るはずです
その答えには、
‘相談者である妻の人生にアドバイスを送る事が目的‘
という事です
どういう事かと言えば夫をどうにかする、夫婦をどうにかする考えでは相談者が
後回しになっているのです
つまり、相談者は夫の不倫の被害者です
夫とブス女が加害者です
その加害者の夫をどうにかするというのは、正気にさせるという前にこの犯罪に
対しての償いが先です
つまり、毅然とした態度を出す事が大事です
しかし、それを相談者は勘違いしてとにかく腫物に触るような接し方をしている
その夫をどうにかするというのは
『夫が逆ギレしないように、不倫をやめさせたい』
『不倫はやめてくれたら目をつぶるから、とにかく戻ってきてほしい』
『夫の不倫に私も責任があるから、できる事はするから昔の夫婦に戻りたい』
というようなイメージです
正直そう言う被害者はいないわけで、むしろ加害者のような立場になっている
その中で夫がまともになるはずがないのです
クスリ中毒患者と一緒で、とにかく倫理観や道徳観が著しく欠如しているのが
夫です
その夫に対して、周りがおっかなびっくり接していれば
『おとなしくしていればいい、俺が一番偉い』
『文句なんか言わせない、俺のやる事に口をはさむな』
という、
‘憎まれっ子世にはばかる‘
状態を生み出すのです
それを誰が作っているのかと言えば、勝手に夫の加害者になっている相談者自身
であって、それもこれも自分の意識ひとつなのです
それをカウンセリングで話すわけですから、夫をどうにかするとかその先の夫婦
をどうにかしたいという事ではなく、
‘相談者自身をまともな思考にする‘
という事が全てなのです
勝手に加害者になっている相談者をれっきとした被害者という意識に戻す
そして、その被害者がすべき事はきっちりと加害者のバカ二人への行動を起こす
事を明確に理解してもらうのです
夫に弱々しい態度を出している自分がいかに勘違いしているかに気付いてもらう
のです
夫の事を考える前に、夫婦を考える前に、自分自身がまともな思考になっている
事が一番大事なのです
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