夫の不倫は〔夫の事をわかっていた〕という自分を根底から改める転機

夫をどれだけ知っていたか

公開日 2018年7月15日 最終更新日 2021年10月24日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、多くの悩みが世の中に
日々起こっているわけですが、それまで普通に暮らしてきた人からすると

 

『何が起こったのか、どうすればいいのか』

 

というパニックになるのは当然です

 

仮に夫の不倫が終息したとしてもそれで安心するのか

 

 

その中で一つ一つ冷静になって考えていきますと、仮に夫の不倫が終息したとしても
それで安心するのかと言えばそうではありません

 

  • 『私はこの人とやっていけるのだろうか』
  • 『このまま夫婦を続けていていいのか』
  • 『この先どうなるのか見当もつかない』

 

という自分がいるからです

 

そういう時にどういう思考になる必要があるのか

 

そもそも結婚した時にどれだけの確信があって夫を選んだのか

 

もっと言えばどれだけの判断力を以て夫を選んだのか

 

確固たる存在にしている夫は自分の基準でしかない

 

 

そう考えると、実は確固たる存在にしている夫は自分の基準でしかないのです

 

  • 『とにかく好きと言われて情にほだされて勢いで結婚した』
  • 『夫の事はよくわからないままデキ婚で今まできた』
  • 『一応選んだつもりだけど自信があるわけではなく、疑問がなかっただけ』

 

という方は少なくありません

 

その夫に対して不思議な思いが出て事自体が勘違いでもあります

 

夫婦なんて他人の男女の共同生活です

 

それを世の中では当たり前のように続けているわけで、そこに相談者である妻にとって
よくわからない事が起こらない方がおかしいのです

 

人間は変わる生き物で変わらないのは戸籍だけ

 

 

もちろん、ある程度は夫の誠実さや真摯な気持ちや責任感を知って結婚したはず
ですが、
人間は変わる生き物です

 

変わらないのは

 

‘戸籍‘

 

だけです

 

ちょくちょく変わる感情や気持ちを前提にしていなければ、夫婦なんてやっていられない
わけです

 

夫の不倫はその中でも悪性の感情の変化を起こしているわけで、原因はブス女にラリって
いるからに他ならないのです

 

夫も男こんな事をする事はゼロではないと思っていた

 

 

その夫に対して、見た事のない姿にいつまでも唖然としているわけにはいかないのです

 

  • 『夫も男、こんな事をする事はゼロではないと思っていた』
  • 『これ位の事は世の中ある事、いつまでもくよくよしている暇はない』
  • 『私が悪い事をしているわけではない、夫が弱い人間というだけ』

 

位の自分の心の強さと柔軟性が必要なのです

 

そのためにも夫婦をわかっている関係とか、確固たる関係なんて思っていてはいけない

 

一人では寂しいから結婚した、その相手はどういう人間かを死ぬまでわからなく
てもいい
のが人生と思うのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。