唯一最大の敵はブス女や夫でもなくプライドもなくすがる自分自身

夫にすがる自分が最大の敵

公開日 2018年7月20日 最終更新日 2022年6月6日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって地獄の
ような感覚と状況に陥るのが夫の不倫です

 

その中で私のブログを読んでカウンセリングを受けて行動を起こした方は、時間経過
と共に心境や環境が大きく変化していきます

 

その変化とはどういうものなのか

 

カウンセリングの当初は

 

  • 『私が悪い、できていない奥さんだった』
  • 『もっと優しくしてあげなければいけなかった』
  • 『子育てで関心が低くなっていたのがいけなかった』

 

という思いが頭の中を占めていますが、そこからアドバイスを受けて行動を起こすと

 

  • 『夫がこんなにバカとは思わなかったです』
  • 『私に責任を押し付けて本当にクズです』
  • 『私が平和ボケしていました』

 

と、責任の所在が自分から夫に変わるのです

 

というかそれがあるべき姿ですし、そうでなければいけないのです

 

その中で相談者の心境はどんどん変化していきます

 

自分をさげすんでいた状態から、夫とブス女に舐められていた事をはっきりと知って

 

『こんな事をは絶対に許せない』

 

という自分が前面に出てくるのです

 

そういう変化がなければいけないのです

 

そしてさらにブス女を叩いたり、夫の逆ギレにも負けない自分になるわけです

 

しかし、それで慢心してはいけない

 

最後はまた緩む自分に戻ってしまうとそれこそ

 

‘元の木阿弥‘

 

になってしまいます

 

そうならないためには、人生は自分との戦いに気が付くのです

 

それは終わりがなく、その日その日で勝敗が動く戦いでもあります

 

私の相談者がその境地に行き着くと

 

  • 『先生の言っていた意味が分かってきました』
  • 『自分が一番の敵ですね、今思えばブス女もチキンも大した事はないと思います』
  • 『先生の言っていた意味が分かってきました』
  • 『自分が一番の敵ですね、今思えばブス女もチキンも大した事はないと思います』

 

という言葉が出てきます

 

それもこれも自分が楽をしたいとか、省エネで生きていく事に慣れていたからです

 

そもそも人生に保険なんてないわけです

 

あえて言うならば、緩まない自分だけが信用できるのです

 

ブス女でもなく夫でもなく、自分が最大の敵にも最大の味方にもなる事を知る事が
一番の知識なのです

 

夫の不倫や夫婦の在り方を通して、自分を味方にできるかどうか

 

これをチャンスと思うのかピンチと思うのか

 

それさえも試されているのです

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。