昨日より今日、今日より明日の小さな積み重ねが笑顔を取り戻す

昨日より今日今日より明日

公開日 2018年7月21日 最終更新日 2021年2月8日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私がカウンセリングを
している中で、どうしてもこだわる事がいくつかあります
その中の一つについてお話しします

それは

‘昨日より今日、今日より明日‘

という事です
どういう事かと言えば、昨日と同じ今日、今日と同じ明日を続けていてはいけないと
いう事です
相談者は夫の不倫に悩んで悩んで、どうしたらいいのかわからずに私のところに相談
に来ます
その状態はまさに

‘昨日と同じ今日、今日と同じ明日を続けている‘

わけです
来る日も来る日も悩んで、現実は何も変わらないどころかますますひどくなっている
それはなぜかと言えば、変化を起こしていない空に尽きるのです
頭の中でいくら考えていても、周りにはわからないのです

夫の不倫のような不測の事態が発生したら、SOSだったりその実態を掴む動きとか
自分の心を強くするような

‘いつもと違う動き‘

が必要になるのです

それを頭の中では激変しているわけですが、外には何もだしていなければ動きはない
のと一緒です
つまり、変化を起こそうと思えば頭の中で考えているだけでは絶対にダメなのです

相談者の心理には

『私が何か動けばおかしくなるのでは』
『動き方がよくわからないから動けない』
『何をしても怖い、私ができる事は何もない』

と自分にブレーキを掛ける事だけ一生懸命です
それを続けるのは勝手ですが、周りはちっとも困らなくて困るのは自分自身です
つまり、自分が苦しいのが嫌ならば勇気をもって動くしかないのです

少しの動きでいいから昨日とは違う動き、今日よりも違う明日を意識するのです
一日でできる事は大したことはありません
しかし、それが積み重なると大きな変化を自分で起こした事に気が付くのです

逆にじっとしていると夫とブス女の変化にさらされて、それが積み重なると大きな
衝撃になってくるのです
こういう時に大事な事は、まさしく足を止めないという自分を続ける事です

それが私がこだわってお話しする事です
時にはそれがある日はいい方向に行かない時もあるかもしれませんが、その翌日には
いい方向に作用する事は往々にして起こります

一喜一憂せずに相談者が動き続ける事を後押ししていくと、それほど先でない中に
笑顔が戻っているのです
それを私の相談者が証明しているのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。