夫婦に真剣ならばネットは参考でしかない鵜呑みにしてはいけない

夫婦の答えはネットサーフィンにはない

公開日 2018年7月24日 最終更新日 2021年5月5日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、カウンセリングを受ける
中で、相談者は様々なブログ等をネットサーフィンで見ているはずです

 

その中で、何を一番自分が受けてみようと思う事なのか

 

夫の不倫に悩むと憑りつかれたようにネットサーフィンをする

 

 

夫の不倫は多くの方は初めての経験ですから、とにかくパニック状態になってしまう

 

そしてとるべき行動は、誰かに相談するというよりも、どうしても

 

『他人には言えない、私の中でどう処理するべきか』

 

という心理状態です

 

そうなると必然的に時間があればネットサーフィンをします

 

その様はまるで、何かに憑りつかれたかのように何時間でも探します

 

ネットサーフィンで探すのはありもしない夫の気持ちの取り戻し方

 

その探しているものは何かと言えば

 

  • 『夫の不倫をどうやってやめさせる事ができるか』
  • 『夫の気持ちを取り戻すにはどうすればいいのか』

 

という、何だか占いやありもしない方法論を探しているようなものです

 

夫の不倫は自分ができる事をやらなければいけないシロモノです

 

夫が自分に対して背信行為をしているわけです

 

その状態から抜けるためにネットの中から答えを探しているわけで、それではうまく
いかないのです

 

ネットに書いてある事は、必ずしも自分の夫婦の対応について当てはまるとは限らない
わけです

 

ネットサーフィンの情報を答え欲しさに鵜呑みにしてしまう

 

 

つまり参考にすべき内容を、答えと思ってそのままやってもうまくいかない

 

そこに気付かないで

 

『書いてある事をやってみたけど全然いい方向にいかない』

 

という方が非常に多い

 

そういう内容は愛され妻系のわけのわからない内容を

 

  • 『こんな事で夫が振り向くのかしら』
  • 『これで不をやめてくれるならやってみるしかない』

 

という疑心暗鬼になりながらも、とにかく答え欲しさに鵜呑みにしてしまう

 

夫の不倫が愛され妻なんてしょうもない事をして終わるのであればこんなに苦労は
しないわけで、もっと真剣な自分を作らなければ話にならないのです

 

夫婦の事をネットに書いてある事をそのまま当てはめていても、意味がない

 

自分しかわからない事をやらなければ夫婦に真剣ではない

 

 

自分しかわからない、判断がつかない事をやらなければ夫婦に真剣とは言えない

 

ネットに書いてある事はその判断して行動する手前のほんの参考情報でしかないのです

 

私がブログに書く事もそれぞれの相談者にそのまま当てはめてもダメで、一人一人の
背景や性格、生き方を聞いてアドバイスをカスタマイズしているのです

 

それを聞いて

 

『私はこれを納得するまでやる、それでこそ自分の夫婦』

 

という決断をしてもらうのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。