公開日 2018年7月29日 最終更新日 2021年5月5日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の心の中には
このまま夫婦を続けていてもいいのかという思いが多分に出てきます
それは至極当然の事で、夫が仮に不倫をやめたとしてもその後の夫婦には先がない
のではと考えるからです
- 『このままこの夫とうまくやっていけるのだろうか』
- 『不倫とは関係なく、夫の事がよくわからなくなってきた』
- 『私の人生は夫と一緒でいいのだろうか』
という思いです
しかし、それを考えても目の前にあるのは不倫という実態ですから、現在と未来に
全然明るいものがないという思いです
そこに相談者が弱ってしまう原因があるわけです
目次
不倫夫を見てこの夫でいのかと思わない方がおかしい
夫は夫でアホみたいに
- 『早く別れてくれ、それだけが俺の望みだ』
- 『何で別れないんだ、俺に恨みでもあるのか』
- 『離婚届けを書いたか、早くしてくれ』
と、まるで何かの借金の取り立てか立ち退きを迫る不動産屋に雇われたチンピラと
変わらない態度です
それを見れば誰でも
‘この夫でいいのか‘
と思わない方がおかしいくらいです
不倫は消火活動と同じで目の前の事から片付ける
こういう時に何をどう考えるべきなのか
それは
‘まず目の前の事から片付ける‘
という事です
多くの相談者は先々を考えてしまって、今の事態にも手立てがないままです
今燃えている家の消火活動をしなければ、その先はないのです
もちろん、
- 『何で私がこんな事をしなければいけないの』
- 『私が何をしたというの、私が悪いの』
という理不尽はあるはずです
しかし、それを放置すればさらに自分が苦しくなるのです
夫の不倫は夫婦の立場を逆転させるチャンス
それをわかりやすくとか、やる気を出してもらうためにカウンセリングでお話しを
するのです
- 『夫の不倫はあなたのチャンスですよ、なぜなら今ほど夫婦の立場を逆転させる時
はないのです』 - 『今の夫と仮に離婚しても、次の夫が今の夫よりもいいという保証はありません』
- 『この不倫をあなたがキッチリ納得できれば、他に怖いものはないほど強くなる』
という展望です
相談者一人では思いつかない事を、言ってあげるのです
まずは夫婦の事よりも不倫をしっかりとけじめをつける
それを聞くと
- 『何となくわかります、できるかどうかはわかりませんが』
- 『そうですよね、あれこれ考えても仕方がないですよね、やるだけですよね』
- 『私が強くなって夫とブス女をギャフンと言わせたいです』
と、まずは夫婦の事よりも不倫をしっかりとけじめをつけるモチベーションが出て
来るのです
それこそが、まずすべき事で夫婦の事は主導権を握った自分が後からいくらでも
考えればいいのです
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