夫とブス女にワクワク感を持って正義感を出す力を自分に発見する

ワクワク感を出す

公開日 2018年8月5日 最終更新日 2021年2月28日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私がカウンセラーとして
いつも思う事は、相談者は決して弱くないという事です
私のところに来る時には、半泣きだったり大泣きだったり、この世の終わりのような顔
で来る方が少なからずいます

ではその方がいつまでもそういう顔をしているのかと言えば、答えはノーです
私の相談者で泣きが続く方は皆無です
そもそも相談者がいつまでも弱いままでいては、それこそ生きていけないわけです

相談者も私の所に来る時には一番落ちている時ですから、その時には我を忘れている程
心が病んで乱れています
裏を返せば相談者はそこからはもう落ちる事はないという事です

そうなれば後は上がるだけです
しかし、本人がそう思っていないだけです
そこをカウンセリングで意識を変えてもらうのです

『あなたが一番弱いわけではない、お子さんの方が弱いのですよ』
『高齢のご両親はあなたの事を寝食を忘れて心配しているはずです』
『夫とブス女に負けていいはずがないし、負けるわけないでしょう』

と、相談者の立ち位置を他の人物を登場させて理解してもらうのです

それを聞くと相談者も

『そうですよね、私がしっかりしなければいけませんよね』
『親には心配かけている自分は嫌です』
『私は何も悪くないですもんね、あの二人を絶対に許さないです』

と、自分の中にある怒りや正義感が次々と湧いてくるお話をするのです

そこから、相談者の泣き顔はもうありません

そして

『泣くのは悔し涙や悲しみではなくうれし涙だけですよ』

とお話しします

相談者が泣く事さえも無駄なエネルギーを使っている、バカ二人に負ける事になると

いう事に気付いてもらうのです
相談者が一番弱いわけではない

それどころか夫やブス女よりも圧倒的に強いという事を自分で知ってもらうのです
そこに夫の不倫で手にする一番の財産なのです

『私にこんな力があるとは思いませんでした』
『今まで平和ボケで過ごしてきていました』

という言葉が自分の強さを認識した事を物語っているのです

夫とブス女には、それこそワクワク感を持って正義を見せるという位の自分を発見する
それを私の多くの相談者が経験しているのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。