夫の不倫を家族だから子供に伝えるという意識が親子を成長させる

子供の成長

公開日 2018年8月12日 最終更新日 2024年3月26日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の心の中では
どしても子供には夫の不倫を話すわけにはいかない、知られるわけにはいかないと
いうある種のかたくなまでの情報非公開の心理があります

 

『あの精神的に弱いあの子に父親の不倫なんて言ったらどうるのか』
『今受験生のあの子には絶対に知られるわけにはいかない、私から言うなんてできる
はずがない』
『あの子が成人して、話せるようになれば言うつもりです』

 

と、わが子にショックを与えたくないという心理です

 

それはわからない話ではありません

 

ただここで考えなければいけない事があります

 

それは、夫の不倫を

 

‘子供の方が自分で知る‘

 

という事実があるからです

 

一緒に暮らしている子供にとっては、毎日毎日親の顔を見て、いろいろと言われて
過ごしているのです

 

その父親が外で不倫をしていて母親がそれに悶々としている姿を見て、気づかない
はずがないのです

 

親の必死に隠そうとする姿を見抜けないわけがない

 

仮にいつまでもわからなかったら、そっちの方が大きな問題です

 

家庭内の異常事態に鈍感では、これから人生で大きな問題に直面しても何も感じない
人間になってもおかしくないのです

 

要は夫も相談者も子供を子供としか見ていないのです

 

夫は自分の醜態を知られたくないだけで、本当に威圧的な態度を出すバカな男を子供
にさらしている

 

母親はバカな父親の愚行に右往左往しても、必死で隠そうとしている事を見抜かれ
ているのです

 

今の時代、テレビやネットで毎日不倫という文字が並ぶ環境の中で、子供とはいえ
それがどういうものかを知らないわけがない

 

そういう子供の心理を知っているのが親の責務のはずです

 

 

話すべき相手はアホな夫ではなく一番世の中でニュートラルな子供

 

相談者には

 

『自分から言わなくもて、お子さんからパパ不倫しているんでしょ、と聞かれたら
何と答えますか』

 

と質問すると

 

『そうなったら・・・、そうなったら真実を答えます、いやいうかどうかわかりません
でも子供は知っているんでしょうか』

 

と、全然心の準備ができていない自分に気付きます

 

要は親の責任として子供に夫の不倫を伝えるべきという信念がいるのです

 

夫に右往左往して、さらに子供に聞かれて右往左往しているようでは、何のための
妻であり母親なのか

 

そういう自分の中で

 

『家族だからいい事も悪い事も話すのが当然』

 

という位に、自分の家族像や親子像を見直すのです

 

そこに大きな大きな自分の成長があるのです

 

不倫しているアホな夫との向き合い方なんて、どうにでもなる

 

それよりも子供との向き合い方を真剣に考える宿題が出ているのです

 

不倫脳夫を心配している間に〔一番大事で一番弱い子供〕が放置されている現実

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。