木村泰之がカウンセリングでお話しする根本は【日本人としての普通】

日本の常識

公開日 2018年8月29日 最終更新日 2021年10月23日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私がお話しする事の
元になっているものは何か

 

夫婦カウンセラーという名称で相談者とお会いして、アドバイスを送っているわけ
ですが、その中で私は誰かにそのカウンセリングのノウハウを教えてもらっている
わけではありません

 

カウンセリングでお話しするの人生での普通

 

 

では何を元にお話ししているのかと言えば、私が人生で経験してきた

 

‘普通‘

 

という事です

 

 

そもそも昔は夫婦の事を誰かに話すなんてなかったわけです

 

もし何か問題が起きたら、それを聞いてくれる親や親せきや友人がいたのです

 

それは日ごろから今と違って人間関係が深く、人と人との距離がリアルに近かった
からです

 

ネット環境や過剰な個人情報保護が世の中をおかしくしている一面

 

 

現代のネット環境や個人情報保護がその関係を希薄にさせているのは疑いもない
事実です

 

それは社会の人との接触だけでなく、親子や兄弟そして夫婦の関係をも

 

‘プライバシーの侵害‘

 

等というもっともらしい障壁を作っているのが今の世の中です

 

ネットの進化というものは、正直ある程度仕方がないわけですが、個人情報の保護は
かなり日本の国民性にはそぐわないものです

 

日本の生活の単位は昔から個人ではなく家

 

 

なぜなら、日本は生活の単位が本来は

 

‘家‘

 

なのです

 

決して個人ではない国です

 

その証拠に墓石には

 

‘〇〇家之墓‘

 

と刻んであります

 

欧米では個人名です

 

また仏教だって個人を貴ぶのではなく、世のため人ために尽くせば極楽浄土に行ける
という教えです

 

日本は大昔から助け合って生きてきた国

 

 

なぜそうかと言えば、日本のような自然災害が多い国では助け合わなければ
生きては
いけないのです

 

個人の事を優先していてはいわゆる

 

‘村八分‘

 

にあうのが日本です

 

そういう国に個人情報を保護するというのは、言い換えると

 

‘人間関係の放棄‘

 

のようなものです

 

もちろん様々なセキュリティが根底にあるわけですから、この保護の強化は進む一方
になるはずです

 

自分で人間関係を結ぶ場が相談者の交流

 

 

ではどうすればいいのか

 

それは自分で人間関係を結ぶ行動を作るのです

 

私が相談者の交流の場を作っているのはそのためです

 

どの相談者も

 

『私と同じような状況の人の話が聞きたい』

 

と言います

 

しかし現実には話ができる人が周りにいないのです

 

日本人はお互い様で生きてきた民族

 

 

それが数多くいるという事を伝え、実際に会ってもらうのです

 

そこには多くの人間的な交流があるのです

 

誰もが欲ししている人間関係を、その参加者の責任で作るのです

 

そこには個人情報の事も当事者がお互いの責任の下で話したり聞いたりするのです

 

そこには昔の日本にはどこでもあった

 

‘お互い様‘

 

があるのです

 

助け合わなければ日本人でないくらいの意識が必要

 

 

助け合わなければ日本人ではないという意識が、今の日本には必要なのです

 

それは私といわず日本人であれば昔から経験してる普通なのです

 

それが私のカウンセリングでお話ししている元なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。