自分の迷いは周りに伝わる事を知れば【腹を決めて生きる自分】がいる

原を決めて行動する

公開日 2018年8月31日 最終更新日 2021年5月4日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の不倫を周りに
相談すると、多くのケースが

 

  • 『もう離婚したら、私なら無理』
  • 『そんなに苦しむ事はないよ、早く別れた方がいいよ』
  • 『もうあきらめた方がいいわよ、時間の無駄だよ』
  • 『もっといい人が見つかるから、前を向いていこうよ』

 

というように、離婚を勧められるわけです

 

夫の不倫を周りに話すと離婚を勧められるのは不思議ではない

 

 

周りの友人知人からすると、それはそれで真剣に答えてくれているのです

 

なぜなら、相談者本人が苦しい顔をしているのを見て、

 

『もっと頑張るべき』

 

と言う方が酷な話と思うからです

 

その聞かれた側の心理を考えると当然の回答ですが、聞いた相談者からすると

 

  • 『私の気持ちをわかってくれる人はいない』
  • 『誰かに話すと離婚しか言われない』

 

と、表情とは違って自分の気持ちを理解してもらえないという自分がいます

 

相談者は自分が離婚したくない事を周りに相談してわかる

 


しかし、相談者自身もその自分が醸し出している雰囲気と本音は離婚を勧められたく

ないというギャップをわかっていません

 

周りに相談者し凹むのは当然と言えば当然の結果ですが、自分が離婚を誘発している
顔をしているのをわかっていません

 

それをカウンセリングで説明するのです

 

  • 『あなたが離婚しない、納得するまで頑張ると言えば周りも応援してくれるはずです』
  • 『離婚をしなければいけないという顔をやめれば、周りも対応が変わってきます』

 

という説明に

 

  • 『私が周りに自分の気持ちをわかってほしいと期待していたんですね』
  • 『周りは私を思って言ってくれているのですね』
  • 『私の態度一つで協力してもらえるのですね』

 

という言葉が出てきます

 

離婚しないという自分が周りの納得を作る

 

 

やはり周りに過剰によりかかろうとしている自分が、逆に自分の首を絞めている事に
気が付かなければいけないのです

 

そして、

 

『離婚しない、そこだけは周りにも伝えてやれるだけ頑張ると言います』

 

という自分に変わるのです

 

自分の人生は自分で変える事に気付く

 

 

そこには周りも

 

  • 『あなたの決めた人生なら応援するから』
  • 『何かできる事があれば言って、協力するよ』

 

という言葉が出るのです

 

そこに、全ては自分の気持ち考え次第で人生が変わるという事を知るのです

 

自分ができる事は自分を変える事という当たり前の事を、夫の不倫で強く思うのです

 

自分が変われば周りも変わる、それを知れば迷いを周りに見せる自分をやめるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。