公開日 2018年9月1日 最終更新日 2021年10月23日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私が相談者の事を
どういう感覚で捉えているのかをお話しします
相談者と言っても、一人一人性格も生まれ育ちも年齢も違います
一概に一括りにはできませんが、少なくとも共通して捉えている事があります
目次
相談者の共通している思いは自分の納得を欲している
それは
‘自分の納得を欲している‘
という事です
つまり相談者がわたしのところに連絡が来る一番の動機は
- 『今の状態がいつまでも続くのはイヤ』
- 『夫の不倫は許せない、私は悪くないのに言われっぱなしはおかしい』
- 『夫婦を形だけ続けてどうするの、こんなの意味ない』
という思いです
早く別れてくれそうしないと時間の無駄だ
それは夫の
- 『お前が何をしてもむだだ、俺たちはもう終わっている』
- 『俺はお前に望むものは何もない』
- 『早く別れてくれ、そうしないと時間の無駄だ』
という言葉に何かがおかしいと思って調べて、不倫をあぶり出す
そしてそこからブス女を捉えてみると
- 『結局夫は自分勝手な事をやっているだけじゃない』
- 『何を言っても強気なのはこのせいなのか』
- 『このままズルズルとつづいてしまうはず、阻止しなければいけない』
という思いが出てきます
何とかしなければ気が済まないという自分になる
そして、最初は不安の方が勝ってしまって何もできないままの状態から徐々に気持ち
も強くなって、何とかしなければ気が済まないという自分になるのです
しかし気持ちはあるけれどどうすればいいのかわからない、という状況で来るのです
その中でカウンセリングを受けてもらいますと
- 『納得がほしいんです、離婚するにしてもそれまでやるべき事があると思って』
- 『ブログを読んでこれと思いました、ここにやりたい事が書いてあって来ました』
という言葉が出てきます
納得さえすれば離婚するのも構わないという心境になる
この気持ちは相談者共通の思いです
納得さえすれば離婚するのも構わないという心境になる
自分が納得さえすれば、離婚するのも構わないという心境になるのです
それまでは
『離婚になったらどうしよう、もう自分は何もできない』
位の弱気で夫に依存している自分しかありません
いつの間にか平和ボケして自分を見失っている
しかし、そこから夫のアホさを許さないしブス女の図々しさを叩きのめすという
位に自分を変えるのです
正確に言えば、自分を変えるというよりは取り戻すという事です
私の相談者はもともとは自分をしっかりと持っているのですが、夫婦を続けている
中で、いつの間にか平和ボケして自分を見失っているのです
自分の行き着く先は自分の納得を追っている人生
そこに、夫の不倫で取り戻すきっかけというか宿題が出ているのです
その取り戻した自分の行き着く先は、自分の納得を追っている人生です
それまでの人生も自分が納得して物事を進めてきた事を、改めて思い出すのです
それが夫の不倫でも同じだったという事に気付くのです
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