〔我慢辛抱がないバカ二人〕に社会が【毅然と対峙する】のが現代の責務

不倫に毅然と戦う

公開日 2018年9月5日 最終更新日 2021年5月4日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、今の世の中は正直
不倫に対しての道徳観や倫理観が非常に欠如しているのが現状です

 

その大きな原因がネット社会の横行です

 

このネットの世界が広がったのはここ20年くらいですが、特にこの10年くらいで
かなりSNSが流行って物理的な距離は関係なく不倫をしやすかったり、見知らぬ
男女や久しぶりの再会を可能にする環境があるのです

 

現代のネット社会が表と裏の世界を持てる環境を作っている

 

 

それ以上に多くの人間が顔を知られる事なく、金儲けのため様々な出会い系サイト
や不倫の投稿サイトを運営している事で、

 

『世の中の人間は誰でも不倫位はしている』

 

というように安易に踏み込めるという心理操作をしているのです

 

それは表の社会というべき会社の顔とは別の、自分の世界とでもいうべき裏の社会
の二つを持てる事を意味しています

 

もちろんそういう自分の世界を持つ事は悪い事ではないのですが、不倫の何が悪い
のかと言えば

 

‘多くの人に不安と迷惑をかける‘

 

という事です

 

夫婦と別の男女関係を持っていればひずみが出るのは当然

 

 

例えば誰にも迷惑をかけない趣味や道楽であれば全然問題ないのですが、それとは
全く異なるのが不倫です

 

夫婦とは別の男女関係を持っているという事は、必ずどこかにひずみが出ます

 

時間もお金もエネルギーも本来使うべき夫婦や家族ではない関係に費やすのです
それを

 

  • 『俺がよければいい、誰にも迷惑かけていない』
  • 『私たちの世界に誰にも文句を言われる筋合いはない』

 

と、本当に身勝手な事を前提にコソコソと関係を持っているのです

 

しかもそれが全ていい大人のやっている事です

 

20代~60代、時には70代でも不倫をしているのです

 

その自己抑制ができない人間が増えているのも、その裏の社会を安易に持てる事が
大きな要因です

 

辛抱我慢が足りないアホな二人に真っ当な人間が毅然と接していく

 

 

これをどう変えていくのかと言えば、やはり自分勝手な事をしている人間に対して
真っ当な人間が毅然と接していく事しかないわけです

 

そもそも真面目な国民性の日本人が、ある年齢を超えるとタガが外れてしまうという
のは、どこかで今の世の中に我慢や辛抱が足りないという事です

 

そこに、正直者がバカを見るという事を大人が作ってはいけない

 

堕落している人間を周りが放置してはいけない

 

 

それほど不倫がもたらす不安や心配や衝撃は大きい事です

 

つまり自分のそれまでの頑張ってきた人生を一瞬にして棄てるようなものです

 

それ位堕落した人生を進んでいる人間に、周りの人間が放置してはいけない

 

そういう事を当たり前にやっていく事が今必要な時代でもあるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。