公開日 2018年9月18日 最終更新日 2021年10月22日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって何が
大事な事なのかがよくわからなくなっているケースが殆どです
目次
夫がおかしくなりましたどうすればいいでしょうか
わかりやすく言えば、とにかく夫が一番で自分はその後です
- 『夫がおかしくなりました、どうすればいいでしょうか』
- 『修復したいのです、夫とまた仲のいい夫婦に戻りたいんです』
- 『夫の気持ちを取り戻したい、私は夫を愛しています』
という、どこか狂気的な気持ちで夫を一番に考えています
ここに大きな落とし穴があるのです
一番自分を大事にする事
相談者が考えるのは、
‘一番自分を大事にする事‘
でなければいけない
それを聞くと
- 『夫の事をないがしろにできない』
- 『夫に嫌われることが怖い』
- 『夫一番で生きてきたので、自分を大事にしろと言われても・・・』
というような感情が出ます
こんなバカに私は騙されていたのか
しかし、正直夫の不倫の実態を知れば
- 『こんなバカに私は騙されていたのか』
- 『こいつのために涙を流していたなんて、本当にバカらしい』
- 『自分を大事にします、本当に私は何もわかっていなかった』
という言葉が出てきます
それ位、自分が勘違いしている事に気付いてもらうのです
夫を大事にしようとしている言動の先には、
‘自分の人生を安定させるため‘
という無意識の自己防衛が働いています
こんなバカらしい事をやっている場合じゃない
しかし、夫を大事にしても自分の安定はないどころかますます脅かされるという事が
わかったら
『こんなバカらしい事をやっている場合じゃない』
と誰もが気付くのです
夫を大事にしたいと言っているのは、正直自分を大事にしたいだけの手段でしかない
のです
その楽をして自分の安定を作ろうとしている事に、しっかりと否定して自分で自分の
安定を作る事を決意した相談者には、必ず笑顔が戻るのです
夫なんて頼りにならない事がよくわかりました
相談者の目に力が入った時には
- 『夫なんて頼りにならない事がよくわかりました』
- 『こんな男をあてにしていた自分が恥ずかしいです』
- 『平和ボケしていたからこうなっているんですよね』
と、省エネで生きようとしていた甘い自分に喝を入れているのです
夫をどこかで自分の安定の手段にしている自分の人生は、どこかでしっぺ返しが来る
という事を肌で感じるのです
相談者が本来持っている生命力を取り戻すと、夫の不倫ごときにビビッていた自分は
どこかに吹き飛ぶのです
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