〔過剰な依存〕が不倫の原因と知れば夫に謝る自分の愚行をやめる

過剰な依存が原因

公開日 2018年9月30日 最終更新日 2021年5月3日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、何かにつけて相談者が
思う事は数多くありますが、その中で考えてはいけない事もあるのです

 

しかし、それを一生懸命考えてしまうというケースが殆どです

 

夫の不倫に直面した妻が考えてはいけない事

 

 

その考えてはいけない事というのは

 

‘自分が悪い‘

 

という自責の念です

 

 

夫の不倫に自分が悪いという思いが出るのは、どこかで夫にすがっている自分が形を
変えているだけです

 

その夫がまともな思考の時には少々すがっても問題はありませんが、不倫という

 

‘反社会的行為‘

 

を継続的にしている夫にすがっている事は、ある意味その犯罪に加担しているという
言い方もできるのです

 

それを相談者自身はわかっていないのです

 

夫にすがっている事は楽という事を夫は見透かしている

 

 

そこに気付かなければ、いつまでもその不倫を頭では嫌がっていても行動は肯定して
いる自分になっているのです

 

だからこそ、夫の不倫に自分が悪いなんて考えてはいけないのです

 

夫にすがっているという事は、言い換えると自分が楽なのです

 

  • 『困った時には夫がどうにかしてくれるはず』
  • 『私の事を見捨てるはずがない』
  • 『夫に聞けば何でも教えてくれる』

 

という状態に他ならないわけで、自分が能動的に動かなくてもいいので楽をしている
のです

 

それを夫はどこかで見透かしているのです

 

  • 『あいつは俺に頼めばやってくれると思っている』
  • 『俺に依存しているあいつには何もできない』
  • 『何を言われても平気、あいつが俺に勝てるはずがない』

 

という高慢な意識で不倫をしているのです

 

夫に懇願する自分からプライドを取り戻すアクションに変える

 

 

それを生み出しているのも、妻の依存は否めないのです

 

そこから状況を変えるには、夫に懇願する事ではないのです

 

自分のプライドを取り戻すアクションしかないのです

 

そこにたどり着くのは、なかなか一人では難しいからこそカウンセリングでお話しを
するのです

 

『夫はあなたの依存を利用しているのです、またブス女もあなたを差別化するために
自分を手のかからない女を演じているのです』

 

という事をお話しします

 

カウンセリングで自分がバカ二人を助長していた事を知る

 

 

その自分がそれまでの延長で

 

『私が悪かった許して、心を入れ替えるから』

 

という事で不倫を回避しようという心理が意味ないどころか、全く人生を棒に振る
くらいの愚行という事を伝えるのです

 

それを聞いた相談者は、自分で自分を甘やかして敵にしている事を悟るのです

 

『私が夫のバカさとブス女の図々しさを助長していたのですね』

 

という、怒りの言葉が出てくるのです

 

その言葉こそが、人生をチャンスに変える転機なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。