相談者を〔夫一番〕から【世の中一番】に変えるのはカウンセラーの真剣さ

頭の中の夫世界一をやめる

公開日 2018年10月7日 最終更新日 2021年10月22日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私は相談者だけではなく
カウンセラーの育成も同時に行っています

 

今度は私が助ける側に回りたい

 

 

多くの方は相談者だった方が

 

  • 『今度は私が助ける側に回りたい』
  • 『誰かのお役に立ちたい』
  • 『自分が苦しんだ中で立ち直った事を伝えてあげたい』

 

という思いを持って受講されています

 

その塾生の気持ちは非常にありがたい事ですし、それを嬉しく思うわけです

 

その中で、いろいろとカウンセラーという存在についてお話しをするわけですが私の
思い
考えを伝えていくのも結構なエネルギーです

 

今度は私が助ける側に回りたいという思い

 

 

その自分も苦しい思いや経験が、アドバイスの元になっているのは当然ですがそれだけ
では相談者へのアドバイスにはならないのです

 

何が必要なのか

 

それは

 

`一生懸命生きている姿`

 

です

 

もちろん、塾生も一生懸命生きているのは間違いないわけです

 

苦しい経験から真剣に生きてきた事が一番伝わる

 

 

そこに自分の思いや経験を重ねてお話しするわけですが、要は躊躇や迷いがあるとすぐ
相談者に伝わってしまうのです

 

それを理解してもらう事が大事です

 

苦しい経験から真剣に生きてきた事が一番伝わりますし、一番伝えなければいけない
事なのです

 

そこがカウンセリングの大きな要素です

 

相談者はカウンセラーを目を皿のようにして見ている事を、カウンセラー自身がよく
わかって
いなければいけないのです

 

相談者は私をこう見ているはずという想像をしている

 

 

私はカウンセラーを始めてから相談者の事を考えている日々ですが、それは

 

`相談者は私をこう見ているはず`

 

という想像をしているのです

 

私が言っている事をこういうふうに受け止めている、こう考えているという読みを入れる
いう事です

 

読みがなければ一人よがりのアドバイスになってしまう

 

 

読みがなければ一人よがりのアドバイスになってしまうわけで、そういうカウンセリング
では相談者がすぐに

 

『自分には合わないアドバイスをくれている』

 

と感じ取るのです

 

そこを一番ポイントとして塾生にはお話しするわけです

 

相談者はカウンセリングを受け始めて、考えている事は夫だけではなくカウンセラー
事も大きく頭の中を占めるのです

 

世の中の普通を真剣に追っている事を伝える

 

 

そこをカウンセラーが、一番理解している必要があるのです

 

言い換えると、相談者に自分の存在を大きくする事で夫一辺倒の頭を世の中の思考に
変えて
いくのです

 

カウンセラーは、世の中の普通を真剣に追っている事を伝えるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。