公開日 2018年10月12日 最終更新日 2024年3月27日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者に対して思う事
の中で、この思考から抜けなければいけないというお話があります
それは、
‘夫婦を勘違いしている‘
という事です
これには様々な事が含まれているわけです
例えば、相談者は夫をなんでも自分の事をわかってくれていると思っている
そんな事はあり得ないけどそう思っているのです
また、相談者は何かにつけて夫には勝てないと思いっているのです
これもどこかで夫婦がリスペクトの対象ではなく、依存先になっているからです
依存しているからこそ、逆らえないという構図です
このように、相談者が夫に過剰な信頼や寄りかかりをしている事で夫が陰でブス女と
不倫をする温床になっているのは間違いないのです
そうとは思わないで
『ごめんなさい、私が悪かった』
『あなたをわかってあげていない私がバカだった』
『もっと優しく仕上げていればこんな事にはならなかったはず』
と、夫に言われて不倫は自分に原因があるという構図を作られているのです
妻が寄りかかっている事を見透かした夫が、舐めて不倫をしているにもかかわらず
さらに夫にごめんなさいと寄りかかろうとしているのです
これで不倫が終わるわけもないです
そこに夫婦に関して大きな勘違いを持っている事を指摘するのがカウンセリングです
それは、自分の中では夫婦を矯正できない状況を脱却してもらうという事です
『夫の存在を過度に大きくしているのは自分ですね』
『良くない良くないと思いながら、ずるずるとここまで来てしまったのも自分です』
『私が夫を調子づかせていたのですよね』
という言葉が出てきます
夫の不倫をその現象ばかりに頭がとらわれている状況から、原因である夫婦の勘違い
にメスを入れるのです
相談者が原因が夫婦の勘違いにある事に気付くと、
『今まで夫に言われて自分が悪いと思っていましたけど、今は勘違いしていたという
意味で自分が悪いと思います』
と、その不倫への対処のアプローチが全然変わってくるのです
ただただ言葉にしているだけではなく、真に自分を変える意味がわかるのです
それもこれも、
‘夫婦を勘違いしている‘
という事に気付くところからのスタートなのです
自分がどう夫婦を捉えるかで、夫の不倫であろうが穏やかな時間であろうがそれも
全て自分次第で見方が変わるのです
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