不倫する父親とすがる母親を見た子供心を想像すれば正義が絶対必要

子供が一番見ている

公開日 2018年11月7日 最終更新日 2024年3月6日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって夫の
事は大きな存在であるのは当然です

 

その中不倫が起こるとどうしてもその夫の一挙手一投足に頭が奪われてしまいます

 

その間は本当に他に何も考えられないような状態になります

 

そうなると、家事だけでなく友人知人とも会うのが嫌になり家に引きこもりがちで
口数が少なくなるのです

 

  • 『私は今誰ともしゃべりたくない』
  • 『誰かの幸せそうな顔を見るのが辛い』
  • 『一人でじっとしている方がいい、話なんてしたくない』

 

という状況です

 

しかし、そうなると本当に夫の事ばかりを追いかけてしまいますから自分の考えて
いる事の殆どが

 

‘夫は何を考えているのか‘

 

という事です

 

そこに自分が唯一逃げ込めるのがネットになります

 

  • 『自分にとって楽になる情報を探そう』
  • 『自分と同じような境遇の人はいないのか』
  • 『こういう時に他の人はどうしているのか』

 

と、とにかく自分に似ている状況の人の話を片っ端から探します

 

そうなると、現実の世界は最低限の事だけであとはネットというサイクルです

 

食事もままならないですし、睡眠時間も本当に短くなる

 

寝て起きて、とりあえずの事だけやってすぐにネットという生活です

 

その状態で一番いけない事は何か

 

それは

 

‘周りが見えていない事‘

 

です

 

その中で一番は子供さんに目が行っていないという事です

 

子供は親を毎日本当によく見ています

 

しかし、その子供の事を母親が見ていない状況では子供が必ず異変を起こします

 

  • 『私の事に関心がないんだ』
  • 『パパの事しか考えていない』
  • 『私は一人蚊帳の外』

 

という心境に陥るのです

 

その状況になっている事に気付かないまま、アホナ夫の心配ばかりしているのです

 

それでは子供はまともな親を見ていない事になるわけです

 

父親は不倫をしていて、母親もその父親にすがっているわけです

 

その状況で子供が家庭に倫理観や道徳観を見出す事はないわけです

 

それが一番の問題ですが、そこに気付いていないのです

 

子供には世の中で大切な事を教えなければいけないのに、臭いものにはふたをする
姿や、悪い奴が得をするというような現実を見せているのです

 

そこに気付いてもらうために、カウンセリングで相談者の意識を夫から子供に変えて
もらうのです

 

そこから相談者の心境に変化があると、それまで何もできないと思っていた自分から
やらなければいけない事が数多くある事に気付くのです

 

自分の存在意義は〔不倫夫の妻〕ではなく【世の中目線の子供の母親】

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。