人生株価と同じで〔一番の下落〕を経験すればその後の苦しみは誤差

苦しみを小さくする

公開日 2018年11月18日 最終更新日 2021年10月21日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私の中ではどの相談者も
毎日気持ちが上がってくれる事を願っているわけですが、現実にはそうはいかないわけ
です

 

昨日はよかったけど今日は夫の一言で打ちのめされてしまった

 

 

ある方は状況は好転しても、ある方は昨日より悪くなる事は当たり前のように起こる
言ってみると、株価のように気持ちが変動するわけです

 

  • 『昨日はよかったけど、今日は夫の一言で打ちのめされてしまった』
  • 『昨日嫌な事があったけど、今日はしっかりと言い返して気持ちが上がった』
  • 『ここ数日は夫にも変化がないので比較的穏やかな日が続いている』

 

など、どの方もその心境の変化は様々です

 

そういう意味ではその変化は当たり前と思っておかなければいけない

 

誰でも右肩上がりに気持ちが上向くわけではありません

 

相談者はその小さい上下に自分を見失いがち

 

 

しかし、とかく相談者はその小さい上下に自分を見失いがちです

 

ここで考えなければいけない事は何かというと

 

‘最悪の状況からは脱している‘

 

という事を自覚する事です

 

相談者の多くは私のところに来る時には、もう誰にも話せなくて体重も10キロ減って
何をどうしていいのかわからないというような状態です

 

人生の最下位にいるような心境

 

 

いわば、人生の最下位にいるような心境です

 


その時に比べたらその後に元気になって、昨日に比べて少し落ちたくらいは何て事は
ないはずです

 

それを小さな上下に、右往左往している自分をやめなければいけないのです

 

それこそ株価が多少変化しても、一番下落している時の事を思えば誤差でしかない

 

『下がったという事は次は上がる番』

 

位に思う自分が櫃世なのです

 

バブル崩壊と同じで上がる兆しを見せない株価のようなもの

 

 


カウンセリングに来た時には、長い長いバブル崩壊と同じでいくら待っても上がる
兆し
を見せない株価のようなものです

 

しかし、そこからいろいろと頑張って株価を上げた後はある程度の安定局面を迎える

 

その局面で考えるべき事は、一番下にいた時の事を忘れないという事です

 

  • 『人生であれだけの苦しい事はない、あれを思えばなんだって耐えられる』
  • 『今の苦しみはあの時に比べたらかすり傷のようなもの』

 

という位に、自分の強さや丈夫さを身に付けた事を自覚するのです

 

自分が自立できる局面にいる事を忘れてはいけない

 

 

小さい事でくよくよしないから、時間を無駄にしないのです

 

それ位に、自分が自立できる局面にいる事を忘れてはいけないのです

 

人生で一番苦しかった事を経験するという事は、その後はなんだって幸せに感じる

 

それ位に自分を人生観を変えた相談者は、いつも前向きに生きているのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。