不倫に男も女もないのに〔なぜ男は不倫するのか〕と言う自分の勘違いに喝

不倫に男も女もない

公開日 2018年12月31日 最終更新日 2021年8月31日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私の相談者にお話し
する
中で性別関係ないという感覚でアドバイスする場面は少なくありません

というのは、夫の不倫はブス女も当事者であるわけですから、不倫をしているのは
男も
女もないわけです

 

世の中の男はみんな浮気するのでしょうか

 

 

そこに

 

  • 『男ってなんでこんな事をするのでしょうか』
  • 『世の中の男はみんな浮気するのでしょうか』
  • 『男の人ってどうしてこんなバカな事をするのでしょうか』

 

という、男限定思考があるのです

 

その相談者の片手落ちというか、物事を正確に捉えていない状況には強く説明をする
わけです

 

  • 『ブス女はあなたと同じ女で不倫しているわけですよ』
  • 『女が不倫しているという実態をわかっていますか』

 

という、不倫は性別関係なく起こしている事実をお話しします

 

夫とブス女という一人の男と一人の女が加害者

 

 

相談者は、たまたま自分の夫が起こしているという感覚でしかないのです

 

しかし、現実には夫とブス女という一人の男と一人の女が加害者です

 

要は加害者を男だけに限定している、相談者の中途半端な思考に大きな落とし穴が
ある事をお話しするのです

 

私は相手の女に負けているという勝手な劣等感

 

 

相談者が同性のブス女をあまり意識の中で大きくしないのは、どこかで

 

『私は相手の女に負けている』

 

という勝手な劣等感があるからです

 

こんな女に入れ込んでいた夫が正直情けない

 

 

その負ける指標は優しさとか居心地のよさもさる事ながら、セクシャリティの
面で
負けているという思いがあるのです

 

それはそう考える方がある意味戦うより楽だからです

 

『それでも夫が相手の女の方がいいのであれば、それは離婚で構わない』

 

という相談者は、正直自分が負けているという思いから言っているだけです

 

男も女もない弱くてダメな人間が不倫をするだけ

 

 

私の相談者がアドバイスを受けてブス女と戦うと

 

  • 『こんな女に入れ込んでいた夫が正直情けない』
  • 『この女を見て夫とお似合いのバカ二人と思いました』
  • 『夫が残念な男に見えてきました』

 

と、それまで負けていたと思っていたブス女のアホさに

 

  • 『私は現実を見ていなかっただけ、なんてバカなんだろう』
  • 『女に負けていると思い込んでいた自分が弱かっただけ』

 

という思いが出るのです

 

それは全て男と女関係なく不倫をしている人間に、自分が勝手に負けているだけ
という現実に気付くからです

 

男も女もない、人として弱くてダメな人間が不倫をするというだけなのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。