不倫夫の言葉ではなく【自分の中にある違和感】を信じる人生に変える

自分の中の違和感を知る

公開日 2019年1月26日 最終更新日 2021年4月30日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって多くの
事が
頭の中で駆け巡るわけですが、それは正直自分が何をしていいのかわからないと
いう混乱
の状態です

 

その状態に陥っている時に相談者は、藁をもすがる思いで自分の混乱を止めたい一心
です

 

夫の不倫に妻は受け身になっているから混乱するのは当たり前

 

 

しかし、その混乱は何をしても小さくならないわけです

 

なぜなら、夫の不倫という事象に相談者は受け身だからです

 

受け身という事は、自分ではコントロールできないという事を意味します

 

  • 『夫に今日また離婚してくれと言われた』
  • 『夫に怒鳴られると思うと怖くて』
  • 『夫に何を言われるのかと思うとびくびくしてしまいます』

 

という強迫観念があるわけです

 

夫の言動に振り回されているという状況は、どの相談者にも共通しています

 

夫はと言えば

 

  • 『俺の事は諦めてくれ』
  • 『俺にはもう時間がない』
  • 『俺の人生はもう自分で決めた』

 

というような言葉を出すわけですが、それは独自の意思ではないのです

 

男がいきなり離婚を言って一人暮らしをするはずがない

 

 

家庭持ちのいい歳した男が、今までの生活を棄てて別居だ離婚だ言うのは殆どの場合

 

‘ヨコシマな気持ち‘

 

があるからです

 

  • 『とにかく疲れたから一人になりたい』
  • 『女なんっていない、ただお前とは一緒にやっていけないだけ』

 

と、アホな事を言うのが定番ですが、男が離婚していきなり一人で暮らすなんてあり
得ない
と思っていい

 

なぜなら、面倒くさがりで体裁を気にする男が一人で暮らし始めて何の得があるのか

 

相談者にある夫の言葉を信じるという暗黙のルール

 

 

そう考えれば夫は自分の意思というよりも、ブス女に言わされているというのが真相
です

 

相談者が考えるべきは、

 

‘言葉ではなく現実‘

 

です

 

相談者には夫の言葉を信用しているという暗黙のルールがあります

 

夫婦ですから当然と言えば当然ですが、夫の醸し出す言葉の違和感と天秤にかけた時
には
どちらを取るべきなのかという事です

 

それは人生の処世術でもあるのです

 

それまでとにかく夫の言葉だけを信じていた人生から、自分を信じる自分に変えるの
です

 

夫ではなく自分の心を探ると夫の姿が見えてくる

 

 

そこに夫の不倫で一番学ぶべき事象が隠れているのです

 

夫と自分の中で物事を考えるのではなく、自分の心の中を探るのです

 

そこから、夫がブス女に翻弄されている姿が見えてくるのです

 

自分の中にある違和感を鍛える転機にするのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。