公開日 2019年1月30日 最終更新日 2021年10月18日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫がアホな事を言うのは
多くの相談者が聞いているわけですが、それを真顔でというか怖い顔で言う夫がいるの
です
目次
不倫夫を病気とか大丈夫なのかという思いで見ている
その姿を見ていると、言っている内容というよりも
- 『この人大丈夫なのかしら』
- 『私が何か悪い事をしたかもしれない』
- 『病気かも、あんな真面目な人が絶対におかしい』
と、その自分への敵対の姿勢に恐怖心を覚えるのです
その姿は、言っているアホさよりも怨念をぶつけられている気持ちになるのです
不倫夫の怖さに自分を卑下する自分になっている
そこには、夫婦というよりも
‘親の仇‘
のような関係しかないのです
その夫に妻である自分ができる事は、
- 『気に触ったのであればごめんなさい』
- 『あなたの事を理解していなかった、私が至らなかった』
- 『もっと優しい奥さんじゃないとだめだった、何てダメな奥さんなんだろう』
と、夫のアホな発言はどこかに飛んで自分を卑下する言葉しか頭に思い浮かびません
アホな夫に言い返すには第三者の声がいる
そのアホな言葉に対して、どうやって
- 『何を言っているの、あなたが悪い事をしているだけでしょう』
- 『自分の事を棚に上げて、人のせいにするな』
- 『自己保身しかないあなたに、そんな事を言う資格はない』
と言える自分になれるのか
それには
‘第三者の声‘
を頭に入れるしかないのです
相談者が心の片隅で
『夫の方がおかしいはず』
と思っていても、夫ばかりを見ているのですから従わざるを得ない自分がいます
カウンセリングでそれまでの自分の思考を壊す
それを崩すには、頑なに夫婦で何とかしようとしている自分を壊す必要があるのです
そのためにカウンセリングで
- 『世の中から外れている夫婦になっている』
- 『新興宗教の教祖と信者と変わりません』
- 『平和ボケしている夫婦の典型です』
という言葉で相談者の思考を表すのです
それを聞いた相談者は、
- 『そうですよね、私の方が夫が正しいと思い込まされているのですよね』
- 『夫の方がおかしいですよね、私は悪くないですよね』
- 『そう思っていても、それを肯定してくれる人がいなかったんです』
という事に気付いてもらうのです
カウンセリングで夫の違和感を確信してもらう
それこそ、自分の感覚が世の中と変わらないという事が夫の違和感を確信させる
のです
自分の夫だろうが誰だろうが生身の人間です
何かの拍子におかしくなる事は珍しい事でも何でもないのです
世の中の事を意識すれば、夫と自分だけで物事を進めている事がいかに危険な事
なのかと知るのです
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