最初から妻ではなく【社会に身を置いている事】が先の自分を取り戻す

社会に身を置く自分を思い出す

公開日 2019年2月17日 最終更新日 2021年8月26日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者に関して言えば
カウンセリング初期の頃は私の中では、

 

‘覚醒していない段階‘

 

という状況です

 

初期の相談者は社会の一員に目覚めていない

 

 

何に目覚めていないのかと言えば、社会の一員という自分です

 

そもそも結婚する前には、学生時代を経てアルバイトなどもしながら就職して社会に
出ているはずです

 

その中で夫との出会いがあって、恋人になって結婚しているのです

 

その経過では自分の中にも、社会の一員という意識はそれなりにあります

 

しかし、いよいよ結婚が近づいてきて夫との人間関係が大きくなると途端にその社会
に身を置く自分がどこかに飛んでしまいます

 

不倫バカ二人に一番近くにいるのが妻という現実

 

 

更にそれまで働いていた会社を辞めたり、全然違う場所に引っ越したり子供ができる
ようになると、ますます自分の視野は狭く近くばかりを見るようになってしまいます

 

もちろん、それはある意味仕方がない事です

 

しかし、多くの相談者はそこに気付かないままで夫が水面下で続けているブス女との
アホで醜い不倫に、一番近くにいる人物になっている

 

それをカウンセリングで説明すると、自分の視野が狭くなっている事は仕方ないとか
諦めがつくという人は誰もいません

 

不倫夫がどうあれ自分が世の中から外れてはいけない

 

 

  • 『私は夫の事ばかり信じてしまいました、何をしていたんでしょうか』
  • 『ブロクに書いてある平和ボケです、その通りだと思いました』
  • 『結婚して私の人生安泰と思っていましたけど、大きな勘違いで本当にバカでした』

 

という言葉が出てきます

 

それは、自分が夫の言う事だけで生きていけばいい位に社会から自ら距離を取っていた
事を認めているからこそです

 

夫がどうあれ自分が世の中から外れていいはずがない

 

それは誰でもわかる事ですが、現実は独身の頃のような社会性はない自分がいます

 

独身の頃の自分の社会性を取り戻す

 

 

それをカウンセリングで取り戻してもらうのです

 

それこそが覚醒なのです

 

私が見ていて相談者が覚醒した時には

 

夫の事ではなく自分が確認した事で物事を判断していますね』
『かつて独身だった頃の自分が言っていた事を、ようやく言える自分がいますね』

 

という言葉を投げかけるのです

 

そこには、相談者自身が

 

『大人の自分がいて、その自分がたまたま結婚している』

 

という順番を取り戻しているのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。