不倫脳夫がよくわからないというのは現実を認めたくない逃げ道

夫がよくわからないをやめる

公開日 2019年2月19日 最終更新日 2021年2月23日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、多くの相談者から毎日私に
ご相談をいただくわけですが、何を聞いていいかわからないという状況で来る方も珍しく
ありません

『何から話していいのかわかっていませんが、とにかく夫の不倫で悩んでいます』
『頭が混乱してしまい、どうしていいかわからず連絡しました』
『私はどうすればいいのか全然わかりません、私は何をすればいいのでしょうか』

というように、半ば錯乱状態の思考です
相談者のそういう状況に、私が何をお話しするかと言えば

‘わからない悩みから逃げない‘

という事です
そもそも人生にわかっている事なんてほんの一握りです
それを誰かに聞いてわかる事もあれば、そうではない事もあります
夫の不倫に関していえば、後者の方になります

なぜなら、夫の不倫を否定する自分がいるからです
いくら本当の事であっても、心のどこかで

『まさかあの人がこんな事するはずがない』
『あり得ない、絶対にこんな事はない』
『ウソでしょう、あの人に限っては不倫なんてない』

という、現実を否定する自分がいます

それがよくわからないという自分生み出しているのです
そういう意味でも、相談者がよくわからない実態なき悩みから逃げてはいけないのです

夫の不倫を

`ウソでしょう、信じられない、あり得ない`

から抜け出た時に、よくわからない自分はいません

その自分自身で生み出していたわからないを、自分自身で消しさったからです
カウンセリングで相談者のよくわからないという悩みに一番の特効薬である

‘相談者の交流‘

をしてもらうのです
自分で自分を騙していたり夫を美化していた経験を持つ先輩相談者の話が、自分の心理
と何も変わらない事を知れば、

『私が自分で悩みを増やしていただけだった』

という事に気付きます
そして、その自分で悩みを生み出していた事が夫の不倫に限らず今後の人生での教訓に
なる事を知るのです

『自分でわかっている事なんてほんの僅か、自分を過信してはいけない』
『夫だけでなく自分を甘く見ていた自分が一番の敵』

という思いになるのです
夫の不倫で得た教訓は、慢心する自分に毎日言い聞かせる事でもあるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。