殆どの相談者は木村泰之のアドバイスの意味は後でわかってくる

木村泰之の使命

公開日 2019年2月24日 最終更新日 2021年4月14日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私の事を相談者がどう
思っているのか、どう考えているのかという事を想像するのは頻繁にあるわけです

 

その時は相談者は私にアドバイスが、かなり頭にあるわけですから

 

カウンセリングでお話しするのは相談者の成長につながるアドバイス

 

  • 『カウンセリングでこういうアドバイスをもらった』
  • 『取り敢えず言われた事をやってみよう』
  • 『とにかく信じてやっていくしかない』

 

という思いもあれば

 

  • 『木村はああ言うけど、本当にこれをやっても大丈夫なのだろうか』
  • 『今までとは全然違う事を言われてしまって、頭が混乱している』
  • 『そうは言ってもできるのだろうか、私は自信がない』

 

と考える方もいます

 

その中で、私がカウンセリングでお伝えるのは

 

‘夫婦の修復‘

 

ではなく

 

‘相談者の成長‘

です

 

自分が改善できるのは自分の事だけ

 

 

その中で相談者が何を考えているのか

 

それは

 

  • 『夫の事はどうすればいいのだろうか』
  • 『夫婦は修復できるのだろうか』
  • 『私たち夫婦には何が足りないのだろうか』

 

という、関係性の改善です

 

しかし、夫婦は自分だけではなく夫が登場人物として存在します

 

そこに、夫婦をどうするのかという思考が及ぶのは

 

`自分の範囲のみ`

 

です

 

後の半分は夫が自分でどうにかするしかないのです


夫の分までどうにかしようとしているうちは、私の言っている事は

 

  • 『私には無理かも』
  • 『言っている事は半分くらいわかるけど』
  • 『本当にこれでいいのだろうか』

 

という思考です

 

夫の新興宗教から抜けなければいけない

 

 

しかし、夫の事をいくら自分が考えてもそんなのは意味がないと割り切ると

 

  • 『アドバイスの意味がわかった』
  • 『前はよくわからなかったけど今はよくわかる』

 

という理解に変わるのです

 

私からすると

 

『夫の新興宗教から抜けなければ、私の言っている意味は半分しかわからないはず』

 

という思いです

 

相談者がよくわからないうちからアドバイスするからビフォーアフターを知る

 

 

しかし、相談者がよくわからないうちから言っておかなければ

 

『前に言われた事がわかる』

 

 

`前に言われた事`

 

が存在しないのです

 

前に言われた事があるから、相談者の中にビフォーアフターが比較できるのです

 

カウンセリング初期ではわからない事は大前提で、いつか近い将来相談者が比較
できるようにしておくのが私の役目だと思ってアドバイスするのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。