木村泰之の相談者は【自分で自分にアドバイスする】自分に変わる

自分で自分にアドバイス

公開日 2019年3月10日 最終更新日 2021年4月29日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にその時その時
に応じてアドバイスするのですが、状況は日替わりどころか一日の中で変化するわけ
です

朝の状況と昼の状況と夜の状況と、深夜の状況では全く変わる事は珍しくない

 

カウンセリングは相談者の心理を読む事が前提

 

 

その中で、アドバイスをするには相談者の心理を読む事が非常に重要です

 

  • 『朝のメールからすると、昼の夫との話し合いでまた感情が乱れるはず』
  • 『今日のアドバイスをやってもらうと、夜には落ち着くはず』
  • 『夜お話したアドバイスをやってもらうと、明日はこのアドバイスが必要になる』

 

というように、先々を読んでおかなければいけないわけです

 

相談者は何をしても、五里霧中の状況です

 

相談者の人生への関心がなければいけない

 

 

ある事を行動しても、その次に何をすればいのかすぐにわからなくなるのです

 

その相談者にはとにかく次から次へとアドバイスが必要です

 

そうするためには何をしても、木村泰之が

 

‘相談者という人に関心を寄せる‘

 

という事が重要です


私がよくお話しするのは、

 

『弁護士は不倫が起こると、慰謝料請求を番号で呼ぶ案件として管理しますが
私はカウンセラーですからその相談者の人生の事象として考えます』

 

という事です

 

木村泰之が相談者自身が忘れていた事を発見する

 

 

つまり、相談者に降りかかっているトラブルの苦痛を金に換える事に関心があるのが
弁護士ですが、私は相談者その人に関心を寄せているのです

 

相談者さえも夫の不倫だけに頭がとらわれている中で、自分の事を考える余裕がない
わけです

 

その状況から木村泰之が相談者に関心を寄せる事で、相談者自身が忘れていた

 

‘自分の人生‘

 

 

を意識してもらうのです

 

 

自分に関心を持てば自分にアドバイスする

 

 


相談者も

 

  • 自分で自分の事を見失っていました』
  • 『私は何をしていたのだろうという思いです』
  • 『カウンセリングを受けて、夫に人生を任せてしまっていた自分を痛感します』

 

という言葉が出てきます

そこから、自分に関心を持つ思考に変換してもらうのです

 

すると、私のアドバイスを聞かなくても

 

  • 『私はこれをやろうと思います』
  • 『夫の行動が見えてきました』
  • 『自分の中では決めています』

 

という、自分にアドバイスしている自分が出てくるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。