相談者に伝えるアドバイスは【木村泰之自身】に言い聞かせている事

木村泰之のアドバイスの元

公開日 2019年3月15日 最終更新日 2021年8月25日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私がカウンセリングで
アドバイスを送る中で、気が付けば相談者に言う事は自分にも言い聞かせているわけ
です

 

  • 『このピンチは大チャンスです、自分の考え一つで状況は変わります』
  • 『何があっても自分の考えを通すのです、自分がすべき事をするのです』
  • 『ここからどうするかは、自分の納得がある事をするのです』

 

というような事を毎日誰かにお話ししています

 

木村泰之自身にも含めてのアドバイスを渡す

 

 

それはある特定の人にだけ言っているわけではありません

 

どの方に対してもお話ししているのです

 

そのどの方と言う中に、木村泰之自身も含まれているのです

 

相談者にお話ししていながら、自分が自分に言い聞かせているわけです

 

そこにあるのは、自分の今までの人生で必要だった事です

 

人間都合の悪い事や嫌な事はついつい忘れてしまうもの

 

 

それを、相談者にもお話ししているだけです

 

しかし、人間と言うのは都合の悪い事や嫌な事はついつい忘れてしまうものです

 

少し状況が改善したり、過去の事になれば

 

  • 『あれは運が悪かっただけ』
  • 『もう大丈夫、前のように戻っている』
  • 『今はもう何も不安はない、忘れた』

 

というように、自分の中で苦しんだ事や孤独だった事を記憶の彼方に葬るのです

一番苦しい状況の人に常にテンションを合わせる

 

 

しかし、現実は少し状況が改善しただけとか一時的に良くなったように見えるだけと
いう事が非常に多いのです

 

私の立場はいろいろな相談者の状況を聞いているので、数年前に来た方も今日の今日
来る方もいます

 

すると最近来た相談者に、一番言わなければいけない事が多いわけです

 

私の中では一番苦しい状況の人に、常にテンションを合わせる日々です

 

少し気持ちが緩んできた人にも強く言う

 

 

すると、先輩相談者でも状況が好転してきて少し気持ちが緩んできた人にも強く言う
事は少なくないのです

 

  • 『少し夫が反省している態度を出しても、そこに合わせて緩んでいませんか』
  • 『私の所に来た時、何もできないと真摯な気持ちでいた自分を忘れてませんか』

 

というように、緊張感を取り戻してもらうのです

 

心に隙ができたり緩んではいけないと言い聞かせる

 

 

それもこれも、毎日一番底の状況でくる人に接しているからです

 

その人たちを見て、

 

『自分自身も心に隙ができたり緩んではいけない』

 

と言い聞かせるのです

 

せっかくこんな苦しい状況を経験している、ここで強くなる事を止めてはいけないという
意識を相談者と共有するのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。