不倫脳夫への過剰な依存からくる孤独から世に広める自分への転換

夫の不倫を隠さない

公開日 2019年5月11日 最終更新日 2021年4月27日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者が悩んで連絡を
してくるという時には、非常に孤独に陥っているという時です

 

  • 『こんな事誰にも言えない』
  • 『私はどうすればいいのかわからない、誰にも聞けない』
  • 『なんでこんな事になったのか、教えてもらいたいけど周りに聞ける人はいない』

 

というような心境になっているのです

 

夫の不倫に惨めな自分は誰にも話したくない孤独が襲う

 

 

それも当然の事です

 

夫の不倫を誰かに話せるという事は、なかなかできる事ではありません

 

しかし、その状態を続けている中では何も良くなることはありません

 

  • 『俺には俺の人生があるから、もうお前には関心はない』
  • 『早く分かれてくれ、もうお前も嫌だろう』
  • 『俺とお前は合わなかったんだ、結婚して失敗した』

 

とうそぶく夫に、妻としても

 

‘自分の惨めな気持ち‘

 

を誰かに聞いてもらおうなんて考えは出てこないのです

 

できる事と言えば自分を責める事と夫にすがる事です

 

不倫脳夫とブス女に夫婦の問題にすりかえられている

 

 

しかし、その状況で何が変わるかと言えば不倫が加速するという事だけです

 

そもそも、夫の不倫は再三ブログ等で書くように夫婦間の問題にしてはいけないのです

 

なぜなら夫と妻ではなく、夫とブス女が登場人物の悪事だからです

 

それを

 

『俺とお前はもう終わっている』

 

と、犯人の夫とブス女が登場人物を一人ブス女から妻にすり替えているのです

 

不倫夫への厚い信仰から脱却しなければいけない

 

 

それに気づかないから夫婦の問題とし刷り込まれてしまうのです

 

夫婦の問題にされているうちは自虐に走るし、誰にも言いたくない心境に陥るのです

 

それを変えてもらうには、夫への厚い信仰からの脱却がいるのです

 

それまでの夫への愛情を通り超えた依存が、こんなバカな事を平気でさせている原因
だと気づいてもらわなければいけない

 

倫理観や正義感の脳細胞を活性化するのがカウンセリング

 

 

  • 『あなたが悪くて夫が悪くないといういびつな夫婦をやめるのです』
  • 『ブス女はあなたに妻の座をとってかわろうとたくらんでいるのですよ』

 

というように夫とブス女の悪事を鮮明にする話をする事で、あまり動かしていなかった
倫理観や正義感の脳細胞を活性化させていくのです

 

そこから

 

『私は不倫を夫と自分の事にしていた、でもそれでは全然話にならない事が分かった』

 

という表情になるのです

 

それまでの孤独から、世の中に広めなければいけない思考に代わっていくのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。