夫の不倫で知る一番の幸せは自分一人で生まれ育ったわけでない事

自分一人で育っていない

公開日 2019年5月16日 最終更新日 2021年12月7日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私が考える相談者の
幸せとは何か

 

相談者は様々な苦難を受けている中で、どうしても幸せなんて遠くの遠くにある事
一生来ないかもという思いです

 

それは無理も無い事で、自分が信じていた夫にの背信行為に将来も見えないのは
当然です

 

  • 『私はこれからどうすればいいのか全くわかりません』
  • 『何をしても苦しいだけです』
  • 『私は幸せになってはいけないんだと思っています』

 

 

という相談者にお話しする事は

 

`自分の生き方を貫く`

 

という事です

 

相談者が辛いのは、夫の不倫にあおりを喰らっているいわゆる

 

`もらい事故`

 

だからです

 

 

それは本当に自分の悪事ではなく、ただただ被害者という事でしかない

 

もちろん被害者は被害者の苦しみがあるわけですが、体は動きますし頭も働くのです

 

受けた被害を加害者に償ってもらう権利を行使する立場です

 

そこに人生の大きな再スタートのポイントがあるのです

 

その加害者の一人が自分の夫だろうが、紛れもない事実には変わらないのです

 

そこから代償を求めるアクションを夫とブス女にはしていかなければ、自分の人生の
生き方に反するのです

 

もっと言えば、育てていただいているご両親に申し訳ないという事につながります

 

そこまで考えると、幸せというものはいかにプラスがあるかではなく

 

`いかに自分の生領分で生きるか`

 

という事にかかってくるのです

 

そこに気付くには正直時間もかかります

 

しかし、一生かけてもわからない事でも何でもない事です

 

夫の不倫に一緒に戦うと、いつの間にかわかってくるのです

 

  • 『夫を絶対に必要な存在にしていた自分が自分を苦しめていました』
  • 『私の気持ち次第で幸せは手に入るという事がわかりました』

 

というような言葉が出てくるのです

 

そこから、幸せなんて来ないと思っていた自分がいかに物事を浅く見ていたかを知ります

 

自分一人で生まれて生きてきたわけではない事を、しっかり心の真ん中に置くのです

 

それがわかった事こそが、幸せという事に気付くのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。