夫の不倫を義理両親に相談した後に知る〔親は犯罪者の子供を守る現実〕

義理両親との関係

公開日 2019年5月20日 最終更新日 2021年10月9日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者が夫の不倫を
知ってから、どうしても誰かに相談しなければ苦しいという時に、ケースによって
義理両親を思い浮かべる方もいます

 

私の言う事は聞かない親の言う事なら聞くかもしれない

 

 

それは心のどこかで

 

『私の言う事は聞かない、親の言う事なら聞くかもしれない』

 

という期待や

 

『お願いすれば、私の代わりにいさめてくれるのでは』

 

と、代役をお願いしたいという心理があるのです

 

その気持ちはよくわかりますし、それをする事が絶対に間違っているというわけ
ではありません

 

仮に相談するにしても考えておくべき事がある

 

 

しかし、仮に相談するにしても考えておくべき事があります

 

それは

 

‘息子可愛いを出すのが親‘

 

という事です

 

あなたにも落ち度があったんじゃないのと言われた

 

 

私の相談者も数多くの方がそれを見たり聞いたりしています

 

『姑に相談したら最初はごめんなさいと謝ってくれましたが、時間が経つにつれ
あなたにも落ち度があったんじゃないのと言われるようになりました』

 

というように、相談者が期待しているような展開になるとは限らないという事です

 

それはよく考えて盛ればわかる事です

 

親は犯罪者でも守るのです

 

相談してからもう夫の親とは口を聞きたくありません

 

 

その実態を知るのが、相談した後と前では大きく違います

 

相談した後の展開は

 

  • 『相談してから、もう夫の親とは口を聞きたくありません』
  • 『私の方を責めるばかりで、何も意味ありませんでした』
  • 『夫は親に守ってもらえたと勘違いしています』

 

というような、まさしく想像の真逆の現実が待っているのです

 

自分の子供を守る親を全面に出してきてもおかしくない

 

 

しかし、夫の親に相談する前に想像できていたら

 

『まだ相談しなくてよかった、一通り終わってから言えば義理両親も私の事を悪く
言う事もないはず』

 

という思いが出てくるのです

 

義理両親との関係性がの不倫があろうがなかろうが良好であったとしても、それは
それまでの状況でしかありません

 

その後の関係性というのは、自分の子供を守る親を全面に出してきてもおかしくない
のです

 

それもこれも、夫が

 

  • 『嫁とは合わない、もう無理だから』
  • 『俺は離婚したい、もう一緒にいても苦しい』

 

位の事を親に平気で言うからです

 

日本の結婚は当人同士ではなく家と家との結びつき

 

 

その夫のあほさを想像すれば、義理両親と自分との関係性は容易に想像がつきます

 

それ位のイマジネーションを働かせる必要があるのです

 

日本の結婚は当人同士ではなく、家と家との結びつきを濃く表しているのですから

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。