夫婦が人生の〔大部分〕から【一部分】に過ぎない思考が自分を強くする

夫婦は人生の一部分

公開日 2019年5月27日 最終更新日 2021年8月24日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、様々な事が発生する
のが夫婦の関係ですが、相談者にとってみるとそれが非常に特異な事に映るのが
夫の不倫です

 

もちろん最初から起こるとわかっている人はいません

 

この人は何か起こしてもおかしくないと思っていた

 

 

しかし、起こらないとは限らないというくらいの想像をしている人はいるのです

 

それは夫の今までの性格や態度から

 

  • 『この人は何か起こしてもおかしくないと思っていた』
  • 『付き合っている時も浮気した事があった』
  • 『私を舐めているという思いがあった』

 

という想像をしている人からすると、夫の不倫がそれほど想定外ではないという
感覚があるのです

 

とかく夫婦には読みが必要

 

 

そういう感覚を持つべきという事ではなく、夫婦には

 

`読み`

 

が必要という事です

 

それは何をしても夫婦という関係性は、自然体だけでは行き詰まる時があるからです

 

 

夫婦は私の人生の安心をくれるものというのはウソではない

 

 

どうしても夫婦を自動的に考えてしまう罠があるのです

 

『夫婦は私の人生の安心をくれるもの』

 

というのはウソではありません

 

夫婦になる事でお互いに助け合ったり、成長しあうというのも事実です

 

夫は夫で24時間のうちに妻の知らない時間が数多くある

 

 

しかし、それが過剰になっている人が多いのです

 

夫は夫で、24時間のうちに妻の知らない時間が数多くあります

 

そこで多くの知らない人物と出会い、知らない感情が生まれている

 

だからこそ不倫というアホな事をするのです

 

夫婦という関係の時間は人生の一部分でしかない

 

 

それを考えると夫婦という関係の時間は、人生の一部分でしかないのです

 

そういう発想を持てば、自分の中では読みを入れる思考が必要と感じるはずです

 

夫婦は安心を生む一方で不安も生むのです

 

その不安をいかに想定内にするかは、夫に過剰に寄りかからない自分にかかっている
のです

 

『私は夫に頼り過ぎていました』

 

という自分が、夫婦という関係性をいかに自分都合で自動化していたかを知る時です

 

その時に慌てふためいているだけではいけない

 

夫に自分を過剰に預けてはいけない

 

 

自分の中で強い自分を生む決意がいるのです

 

う決して夫に自分を過剰に預けてはいけない、自分で自分を作る意識です

 

その自分が多くの可能性や希望を生み出してくれるのです

 

夫ではなく、自分の強さが必要不可欠なのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。