夫の不倫は〔人生=夫婦〕から【人生≠夫婦】と明確に分離する転機

夫婦と人生を分けて考える

公開日 2019年5月31日 最終更新日 2021年10月9日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって人生
はどういうものなのか

 

相談者は人生=夫婦という構図になっている

 

 

それはまさしく、

 

`人生=夫婦`

 

という構図になっているのです

 

 

それで間違いではないというか、決して他人に文句を言われる事でもありません

 


その本人がそう思っている事には何かを言う話しではありません

 

しかし、いろいろ夫婦に問題が生じてくると

 

`人生=夫婦`

 

では正直きつい事が出てくるのです

 

夫の不倫は決して妻が悪いなんて事は全くない

 

 

それがまさしく夫の不倫です

 

夫の不倫に、決して妻が悪いなんて事は全くありません

 


なぜなら、夫はブス女と醜い快楽に走っているにもかかわらず妻にその責任を転嫁して

いるだけです

 

  • 『俺はもうお前には愛想が尽きた』
  • 『お前とはやっていけない』
  • 『早く俺と別れてくれ』

 

という自分の身勝手を、ブス女に押されて妻に押し付けている

 

自分の人生と夫婦が同じでいいはずがない

 

 

その実態に、自分の人生と夫婦が同じでいいはずがないのです

 

そう考えると、自分の人生はその定義をそうそう決めつけてはいけない

 

夫を安易に含めて考えてはいけないのです

 

そこから自分の事を主体にして考えるべきなのでです

 

そもそも夫を人生の一部と最初から入れている思考はどこからくるのか

 

 

女性はこの人の子供を産むと結婚する時に思っている

 

 

それは、女性は

 

『この人の子供を産む人生になる』

 

と、結婚する時に心のどこかで思っているはずです

 

 

つまり、子供を産むという事が夫と自分を一体化させているのです

 

しかし、物理的には夫と自分は別の人間ですからそれは妻の精神的一体化でしかない

 

自分と夫を心身共に別の人間という定義を持つ

 

 

そこから自分と夫を心身共に別の人間という、定義を持つのです

 

しかし、なかなか一人ではできないからカウンセリングでその分離作業を進めるのです

 

  • 『夫は夫、あなたはあなたですから自分の人生は夫に預けてはいけない』
  • 『夫は寄りかかっているあなたを舐めているのですよ』
  • 『あなたが思うほど夫は真剣に夫婦を考えてはいません』

 

という、現実を直視する話をふんだんに伝えるのです

 

勝手に夫を私の人生の主役に登場させていました

 

 

そこから相談者も

 

  • 『私が勝手に夫を私の人生の主役に登場させていました』
  • 『私が自分を人生の脇役にしていました』

 

という言葉が出てくるのです

 

人生は人生で夫婦は夫婦

 

 

そこから相談者の人生は夫婦とイコールではなく、

 

‘人生は人生で夫婦は夫婦‘

 

に分離するのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。