〔不倫脳〕の解説(番外編六回目)どうせ俺はこんな奴と自暴自棄にさせる

夫は‘どうせ俺はこんな奴‘

公開日 2019年5月6日 最終更新日 2021年8月16日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

GW中に不倫脳の解説を書いていますが、今日は番外編の第六回でこれが最終回です

 

不倫脳というのは、もちろん造語ですが世の中の多くの相談者の妻がキーワード検索
に使っているのですから、もはや不倫に悩む人にとっては、

 

‘当たり前の言葉‘

 

になっているのです

 

夫が不倫脳になっているどうしようという感覚

 

 

『夫が不倫脳になっている、どうしよう』

 

という感覚は、何かに取りつかれていると思うからです

 

憑依されているというか、頭が支配されているというイメージです

 

しかし、その何に取りつかれているかがハッキリわからないのです

 

夫は真面目で優しく家族思いが基準になっている

 

 

その原因は夫が

 

‘真面目で優しくて家族思い‘

 

という性格が基準になっているからです

 

その夫がおかしくなっているから

 

『なんであなたがこんなにおかしくなってしまうの』

 

という思いになるのです

 

人間が豹変する事は珍しくもなんともない

 

 

しかし、そもそも人間が豹変する事は珍しくもなんともない

 

子供だって夏休みを挟んで優等生が不良に変わる事なんてどこでも起こります

 

学業優秀だった人が就職氷河期に卒業すれば、50代までニートになるのです

 

 

不倫脳に慌てているだけの自分をやめて対処を一生懸命頑張る

 

 

それを考えたら、自分の夫が不倫脳になる事なんてそれほど確率が低くないのです

 

それを予期している妻はいませんが、不倫脳になって慌てているだけの自分をやめて
その対処を一生懸命頑張る事が大事です

 

不倫脳の夫の一番の元気の源は

 

‘ブス女とのSEX‘

 

なのです

 

その実態を壊していかなければ、不倫脳細胞は増殖し続けるのです

 

俺はこんな奴まともに生きていけないという自暴自棄

 

 

自分の夫がアホになるのは、別に想定外の事でもなんでもないのです

 

真面目で優しくて家族思いの性格だから、自分が外れた時にまともな道に戻れないと
思い込んでいるのです

 

『どうせ俺はこんな奴、まともになんて生きていけない』

 

という

 

‘自暴自棄‘

 

がどこかに生じているのです

 

夫の情けない姿はわかったけどこのままでは終わらせない

 

 

それを、妻である相談者が

 

『夫の情けない姿はわかった、でもこのままでは終わらせない』

 

という、信念を持つのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。