元に戻したいと言う元がないのが夫婦なのに修復という愚をやめる

修復という妄想を捨てる

公開日 2019年6月26日 最終更新日 2021年2月22日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の中では
夫婦を修復したいという思いが強くあるというか、言葉にする方が多いわけです

『私はとにかく夫婦を修復したいです』
『離婚はしたくないです、修復したいです』
『私も反省すべきところは反省して、修復をしたいと思います』
『夫に不倫をやめてもらって、二人でゼロからのスタートで修復を希望します』

というように、とにかく修復という言葉が出てくるのです

その気持ちはよくわかりますし、そう言いたくなるのも無理はありません
しかし、ここでよく考えなければいけない事があります
それは

‘修復とは何か‘
‘修復とはどういう事か‘

という事です

しかし、それは正直相談者もよくわからないまま言葉だけが先に出ているのです
そこに多くの相談者が非現実的な思考になっているのです
例えば時計や家などの物理的なものが壊れているのであれば修復するという表現
はおかしくありません

しかし、夫婦には形がないわけです
それを何だかしっかり形があるものと勘違いしているから、何も疑問なく

`修復`

という言葉を夫婦に使っているのです

1年前も3年前も5年前も10年前も夫婦の構成メンバーが同じだけで、状況は全く
違うのです
もっと言えば午前中と午後と夜の夫婦でも全然違うのです

修復というのは、

`何年何月何日何時何分の夫婦`

に戻ろうとしているのか、という理屈になってしまうのです

自分の記憶にある仲良いい夫婦でも、その日午後はケンカしているかもしれない
そういう変動するものに、修復もへったくれもないわけです
それをカウンセリングでは、とくとくとお話しします

すると、相談者の言っている修復は

`離婚はしたくない`

という意味に落ち着いてくるのです
それを相談者は焦りから、自分のいいイメージに引き上げようと

『修復したいです』

という表現を無意識に使っているのです
そういう非現実的な所を脱却しなければ、夫とブス女に翻弄されっぱなしになって
しまうのです

修復は存在しない虚像です
というよりも、夫婦を元に戻すと言っている元がないのです
それを相談者に、しかと頭に入れてもらう事が夫の不倫に対峙する第一歩なのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。