夫の不倫に【怖いと思っていた事】を勇気を持って行動したら笑顔が戻る

相談者の笑顔

公開日 2019年7月13日 最終更新日 2021年10月8日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、何を言っても相談者に
アドバイスが耳に入らないという時があります

 

それは、自分の脳の中で

 

  • 『そんな事をしたらやばい、夫婦が絶対におかしくなる』
  • 『私には無理、それはできない』
  • 『私は怖くて今の状況を変える勇気がない』

 

と、足がすくんでしまっているのです

 

相談者の不安を取り除くのがカウンセリング

 

 

それはまるで、泳げない子供が水に浸かるのが怖くて周りの声が耳に入らず

 

  • 『怖い、水に入ると溺れるかもしれない』
  • 『泳ぐなんてとても無理、誰か助けて』
  • 『一生できない、私は臆病モノだから』

 

と、ぶるぶる震えるような状況と似ているのです

 

その子供にどうするのかといえば、少しずつ水に慣れさせる事です

 

『まず足を浸けてみてみて、そこから少しずつ体を水に入れて』

 

と、一気にやらずに徐々に進めていくのです

 

あともう一つは、

 

‘水の中で‘待っている‘

 

事です

 

怖がっている相談者に大丈夫という安心を与えるのがカウンセリング

 

 

泳げない子供をプールの上から

 

『今から泳いでみよう、さあ頑張って』

 

と言われても、怖いだけです

 

しかし、大人が水に浸かって待っていると

 

『水の中で待ってくれている、頑張って浸かってみよう』

 

という気持ちになるのです

 

それがカウンセリングと共通している事で、新しい相談者がおっかなびっくり
している心理状態から、

 

  • 『私と同じ経験をしている先輩がいる、怖いけど私もやってみよう』
  • 『私だけじゃない、できなかいと言っている場合じゃない』
  • 『私は一人じゃない、応援してくれている人がいる』

 

という気持ちになってもらうのです

 

頭の中より現実を優先する事が大事

 

 

そこから短期間で見違えるほど変わっていく

 

それもこれも

 

‘頭の中より現実‘

 

を優先するからです

 

それは多くの人が自分の思考では、状況を変える事ができないと悟る証拠です

 

『自分一人では苦しいだけ、考えつかない事をやらなければいけない』

 

と本能的に悟るからです

 

その自分の弱さを克服した人だけが、笑顔を取り戻しているのです

 

自分ができる事の喜びが次の行動を生む

 

 

それはまさしく

 

‘自分ができる事が増える喜び‘

 

があるからです

 

そこには、自分が緩んでいたり成長を止めていたという実感があるのです

 

それを再始動させた時に、

 

『私は自分を動かさなければいけない』

 

という感覚になるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。