公開日 2019年8月20日 最終更新日 2021年2月24日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者は不倫という
事象に対して
『こんな事初めての経験、どうすればいいのかわからない』
『何をすればいいのか全く見当もつかない』
『これから私はどうすればいいのだろうか』
という心境でネットサーフィンを続けるわけです
その中ではなかなか自分がどうしていいのかのしっくりとくる答えがないのです
なぜなら、経験した事ではないという事に加えてじっとしている事が最善という
ような方向で書いているカウンセラーとか占い師などが多いからです
それでは結局何もしていない事と一緒なのです
それでは経験した事がない不倫を、さらに不安を大きくする事にしかならない
のです
では何をどうすればいいのか
それは
`不倫を何かと比較する`という事です
わかりやすい比較はクスリの中毒です
ラリッているクスリの中毒者の言っている事は、
『ヤバイ、意味不明になっている』
『まともに会話しても無駄』
『何を言っても話しにならない』
という事は誰でもわかるのです
それが夫に当てはまるわけです
また夫の状態は何か後ろめたさを隠す子供とも似ているわけです
『俺は何も隠してなんかいない』
『全然違う、俺は何もしていない』
『俺が何をしたのか、証拠でもあるのか』
というような態度です
そこには多くの方が子供と同じような夫を見るのです
そう考えると、クスリの中毒者には何を言っても無駄ですからそれよりもその
クスリを根絶する、接触を断つ事が大事と考えます
また何か隠している子供にはまともに取りあっても意味がなく、その隠している
ものの正体を確認しようと考えるのです
しかし、そういう類似性のある事を結びつける発想がないのです
カウンセリングではそういう似ている事と比較する事で相談者が
『そうですよね、そういう事と比較すればわかりやすいです』
といいます言葉が出てきますそこから、夫の不倫は初めてでも、ニュースや身近な
ところで起こっている事と大きくは変わらないとわかってきます
どうしよう、何もわからないではなく
『こういう時と理屈は同じはず』
という、応用が利く頭になる事が大事なのです
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