相談者の【真面目な生き方】を肯定するのが木村泰之のカウンセリング

木村泰之のカウンセリング

公開日 2019年8月27日 最終更新日 2021年4月21日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私の相談者には共通
する多くの事象があります

 

例えば真面目で物事を真っ直ぐに捉えて、夫よりも自分を後回しにしているような
傾向があります

 

夫の不倫で自分を後回しにしている性格が苦しめる

 

 

その傾向は決して悪いわけではありません

 

ただそれには条件があって、夫婦の関係が良い時は夫と自分の役割というか構図はそ
ういう状況でもいいのです

 

しかし、夫がおかしい事をすると、相談者の性格というか状況では苦しいのです

 

  • 『私は夫には何も言えない』
  • 『私の話しなんて聞いてくれない』
  • 『夫の言う事を聞くしかない』
  • 『夫よりも私の方がおかしい』
  • 『何をしても夫にはかなわない』

 

というような心理状態を生むわけです

 

なぜなら

 

`夫に守ってもらう`

 

という意識が強くあるからです

 

夫の不倫で真面目な自分の性格を通す

 

 

それでは夫の不倫が出た時には、妻は非常に無力になるわけです

 

そんな事をしているような夫にでさえも、何も言えないのです

 

それでは夫がつけ上がるのもムリないのです

 

そういう状況に何をするのか

 

別に性格を変える必要はない

 

いや変えられるわけはないのですから、自分の生き方を通すという事です


相談者が弱るのは

 

  • 『私なんてダメな奥さん』
  • 『何をしても夫にはかなわない』
  • 『私がいない方がいいのでは』

 

というような卑下する自分がいるからです

 

しかし、そこから自分が夫にいろいろと言われている間は自分の生き方を肯定
できないのです

 

真面目に生きてきたからこそ納得する事をする

 

 

その自分を変えるのです

 

  • 『何で私が夫にいろいろ言われなければいけないのか』
  • 『私は何も悪い事はしていない』
  • 『悪い事をしているのは夫とブス女』

 

という思いを掘り起こしてもらうのです

 

そこから自分の中では

 

『真面目に生きてきたからこそ、自分の中で納得する事をしたい』

 

という思いを持ってもらうのです

 

相談者の生き方をそのまま続ける事をカウンセリングで肯定する

 

 


相談者には真面目でウソをつけない、実直な生き方をこれからも続ける信念を

持ってもらう転機なのです

 

それを後押しする事で、夫に言われっぱなしの自分から解放されるのです

 

相談者の生き方をそのまま続ける事を、カウンセリングの中で肯定するのです
それこそが相談者にとって一番求めていた事なのですから

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。