木村泰之が【自分に言い聞かせている事】が相談者へのアドバイス

木村泰之のアドバイス

公開日 2019年9月1日 最終更新日 2021年10月1日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者とのお話しは
の人生にとっても非常に大きな事です

 

人の悩みを聞いてアドバイスをする事は根気と時間がかかる

 

 

なぜなら、人の悩みを聞いて共感してそこから上げて行くアドバイスをするという
事は根気と時間がかかる事です

 

私がよく思うのは、相談者との会話は趣味や美味しい事やキレイな事や楽しい事が
何一つ出てこない会話です

 

つまり普通以上の精神ではなく、底に沈んでいる人との会話という事です

 

その中で希望を作ろうと思うと、私自身がネガな気持ちを持っているとすぐに相談者
に移ってしまうのです

 

 

もうイヤだ投げ出したいという事はしょっちゅう起こる

 

 

そこに一番エネルギーが必要です

 

  • 『今日はこんなイヤな事があった』
  • 『何でこんな事になるのか』
  • 『もうイヤだ、投げ出したい』

 

という事はしょっちゅう起こるわけです

 

しかしそれを引きずって相談者に接していたら、カウンセラーではなくなります

 

自分の事はどこかに置いてお話しをしなければいけない

 

不倫は夫がしでかしている私は悪くないという切り替え

 

 

というよりも引きずる時間を極力短くするか、鈍感になるかという事です

 

実は、それも相談者にとっても必要な事です

 

相談者は

 

  • 『何でこんな事になってしまったのだろうか』
  • 『私はこれからどうすればいいのだろうか』
  • 『誰にも言えない、誰にも聞いてもらえない』

 

というような状況から、

 

  • 『こんな事で弱っている場合ではない』
  • 『夫の不倫は夫がしでかしている事、私は何も悪くない』

 

という切り替えが重要です

 

それには、そもそも目の前で起こっている事に対処するための瞬発力が大事です

 

私がいつまでもクヨクヨしていたら家族が悲しむ

 

 

私も決してそういう切り替えが早い方ではありません

 

しかし、自分ではなく相談者のために必要だと思えばできるのです

 

相談者も同じ事で

 

  • 『私がいつまでもクヨクヨしていたら家族が悲しむ』
  • 『私には大事な子供がいる、絶対に負けてはいけない』
  • 『これは夫の事、私は私』

 

 

という、人のために頑張る自分や夫の事を切り分けて考える事でパワーが出て
来るのです

 

その事をしっかりとわかってもらう事が大事です

 

木村泰之が自分に言い聞かせる事と相談者にお話しする事は変わらない

 

 

カウンセリングの中で、木村泰之が

 

 

‘自分に言い聞かせる事‘

 

 

‘相談者にお話しをする事‘

 

 

は根っこは何ら変わらないのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。