公開日 2019年9月23日 最終更新日 2024年2月28日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとっては
夫の不倫にどうしていいのかわからずに、パッと探偵に頼んでそのまま紹介された
弁護士を通して、慰謝料請求の内容証明を送るというパターンは少なくないのです
それを全否定するつもりはありません
しかし、それをやっている相談者が私のところに来る現実がある
それは何を物語っているのかと言えば、
‘納得していない‘
という相談者の心理がある事を意味しています
探偵に高額なお金を払って、その後弁護士に行って話をすると
『それは大変ですね、ところで離婚はする気はありますか』
と聞いてきます
相談者としては、とにかくこのバカ二人を別れさせたいという一心で弁護士に
行きます
しかし、弁護士はとんちんかんにも夫婦を別れさせる事を言ってきます
それはなぜか
‘弁護士自身の報酬が増える‘
からです
そもそも弁護士の報酬は慰謝料の何%です
つまり、離婚してもらう方が慰謝料が増えるのです
相談者には
『離婚するとなると慰謝料が上がりますから』
という説明をします
しかし、内心は
『離婚してくれると自分の報酬が増えますから』
と言ってるのです
しかも、弁護士という職業は端的に言えば苦痛をお金に変える事です
苦痛を和らげてくれるわけでもなく、そんな術も持っていない
簡単に言えば
‘お金を相手から取ってあげる‘
という事に執念を燃やしているだけです
そこに、相談者の心理とのギャップが生まれるから私のところに来るのです
その話をしますと
『そうなんです、それをわからずに弁護士に依頼してしまって』
『慰謝料請求すればビビッて分かれてくれるかと思ったら、全然です』
『私の弁護士の方がなんか弱腰で』
『弁護士の言っている事がだんだんお金だけになって』
という言葉が出てくるのです
相談者が納得する事はお金ももちろん大事です
しかし、その前に本当にふざけた事をしている夫とブス女にプライドを取り戻す
アクションがいるのです
それをやるには弁護士では到底無理な話なのです
相談者のプライドを取り戻せるのは相談者自身なのです
それをカウンセリングで具体的な行動アドバイスにするのです
それを聞くと、委任した弁護士を解任してまでもそのアドバイスをする方は珍しく
ないのです
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