〔ため息ばかりつく夫〕に揺れ動かず自分で得た事で人生を進める

自分の人生を進める

公開日 2019年10月5日 最終更新日 2021年7月1日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私が常に相談者に
対してお話しする事は、ある信念があるわけです

 

その信念とは何かと言えば

 

‘自分を止めない‘

 

という事を意識してもらう事です

 

夫の不倫は自分を強くする転機

 

 

相談者は不安と心配に心が揺れ動いているのですが、その中での相談者の動きは
決して今後の人生にマイナスばかりではないのです

 

なぜなら、夫の不倫が人生で一番きつい事だからです

 

その経験をしている相談者は、その後の人生に

 

  • 『夫の不倫を乗り越えられたんだから、他の事は大した事なはい』
  • 『夫の不倫で苦しい思いをした事が私の夫婦の一番の出発点』
  • 『夫の不倫で自分は目が覚めた、こんな事で悩んでいてはいけないと』

 

というように、自分の人生に大きな転機を迎えた事を自覚します

 

その転機は

 

‘自分を強くする‘

 

という転機です

 

弱ると自虐の連鎖になってしまう

 

 

それにはとにかく動きを止めてはいけない

 

その動きは心身ともに、弱っていても宿題を出すという事が大事です

 

なぜなら、弱っている時こそ

 

  • 『自分は何もできない人間、ダメな奥さん』
  • 『何をしてもうまういかない、夫は愛想を尽かしたんだ』
  • 『こんな事をしていても、絶対に夫婦は続かない』

 

と、自虐に走っている自分しかいないのです

 

こんなにアホな二人だったのかという現実を知れば強くなる

 

 

その相談者にとって必要な事は

 

‘現実を知る‘

 

という事です

 

現実を知るという事はどちらかと言えば、

 

『これ以上嫌な思いはしたくない』

 

と捉えがちですが、実はその逆です

 

自分が怖いと思っていた夫とブス女の関係を知ると、

 

  • 『こんなアホ二人だったのか』
  • 『私はこんなブス女に苦しめられていたの』
  • 『夫がこんなに馬鹿だったなんてわかっていなかった』

 

という思いが自分の中に出てくるのです

 

夫の言動ではなく自分で得た事で人生を進める

 

 

それもこれも、

 

‘現実を知りに動いた自分‘

 

がそうさせるのです

 

そこから自分ができる事は、

 

  • 『私は想像で生きていてはいけない』
  • 『私の中では人づてに聞いた事や思い込みで判断してはいけない』

 

という処世術を身に着けるのです

 

何もかも、自分が目にして耳にして感じた事で判断しなければいけない
それをカウンセリングで得てもらうのです

 

夫の言動で人生を進むのではなく、自分で得た事で進めるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。