不倫脳夫との夫婦に【苦しまない自分】を作る思考の作り方

自分らしい自分を作る

公開日 2019年10月25日 最終更新日 2021年9月29日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私の相談者が多くの
事を考えている中で、何を考える優先順位を上げるべきなのか

 

それは夫ではなく自分の事です

 

病気になった子供の面倒を見ている母親になっている

 

 

しかし、実態としては殆どの相談者が夫を優先順位を高くして考えているのです

 

  • 『夫に何かあったらどうすればいいのか』
  • 『夫に見捨てられたら何もできない』
  • 『夫の事しか考えられない』

 

というように、自分の事はさておき夫の事ばかりが頭にあります

 

それはまるで

 

‘病気になった子供を面倒見る母親‘

 

のような姿です

 

体重が10キロ落ちたり心療内科に通ってしまっている

 

 

そうなってしまいますと、自分の本当の子供そっちのけで夫の事だけしか頭にない
ような状態になってしまいます

 

だから体重も10キロ落ちたり、心療内科で薬をもらうような事になっているのです

 

しかし、夫婦でかたやおかしい事をしている夫がいてそれを

 

`腫れ物に触る‘

 

ように見ている妻になっているのです

 

そんなバカな事はなのです

 

不倫夫は反抗期を迎えた息子のような精神年齢

 

 

多くの相談者がその状態になっても

 

  • 『夫は大丈夫でしょうか』
  • 『夫の事が心配で』
  • 『夫は私をどう思っているのでしょうか』

 

という、まるで子供がいきなりおかしくなって心配で仕方がない母親のような
質問をしているのです

 

 

要は思春期を迎えた息子が、それまで可愛かった姿から

 

  • 『触るんじゃねえ』
  • 『あっちいけよ』
  • 『うぜえんだよ』

 

と、急に反抗期を迎えている姿に心を痛めているのと似ています

 

夫とは血縁関係はないという事実

 

 

しかし、子供と夫では決定的な違いがあるのです

 

それは

 

‘血縁の有無‘

 

です

 

夫は血縁者でもなんでもないのです

 

結婚するまでは赤の他人です

 

その他人である夫を子供のように心配しているのは、いわば

 

‘人工的なつながり‘

 

です

 

夫は生まれ育ちも知らない他人でしかない

 

 

子供であればウンもスンもなく

 

  • 『あの子はどうしたのだろうか』
  • 『私の育て方がまずかったのかも』
  • 『私を嫌うなんて、どうすればいいのか』

 

という気持ちになるのは親として当然です

 

しかし、夫はそれまで夫の親兄弟に育てられていているのです

 

また人格形成も妻の知らない環境でなされているのです

 

その中で不倫をするのを、妻が

 

  • 『私のせいではないか』
  • 『私がもっと優しくしていれば』
  • 『私の事を嫌いになったのでは』

 

という、子供と同じような感覚でいる事自体がまずいのです

 

しかし、相談者はそこに殆ど気付いていません

 

夫婦が血縁に近いものにすり替えられている

 

 

夫婦という制度に、血縁という関係に近いものとすり替えられているのです

 

夫婦はどこまで行っても血縁は生まれないのです

 

結局は赤の他人だからこそ夫婦は成立するのです

 

という事は、およそ認められない事をしていたりあり得ない事をしている夫には
どこかで

 

  • ‘夫は他人‘
  • ‘私とは違う‘
  • ‘想定できない生き物‘

 

 

位の感覚が必要です

 

親兄弟とか子供の血縁者であれば

 

  • 『私は親の遺伝子継いでいる』
  • 『なんだかんだ言って血は争えない』

 

という事をまざまざと感じる事はあるのです

 

夫婦には絶対の関係ではないから離婚制度がある

 

 

しかし、夫にそれを感じるはずがないのです

 

それを夫婦という制度に頭が騙されているのです

 

そもそも夫婦はそれほど強い結びつきがあるわけではない

 

だからこそ、離婚できる仕組みになっているのです

 

血縁者と違い、自分の意思を持って関係を作っているのです

 

そして、離れる時も意思を持って離れるのが夫婦です

 

それを考えれば、夫の愚行に

 

『夫婦はそもそもが他人、この関係にはどこか冷ややかに見る自分が必要』

 

という思考になっていかなければいけない

 

夫婦という人工的関係に冷静な自分で臨む

 


夫婦というだけで、自分が心を一体化させていては苦しいのです

 

人工的に作っている関係という冷静さを以って、自分たち夫婦に臨むのです

 

カウンセリングの中でそういう説明をしていると

 

『夫婦を見直すと言う意味が分かってきました』

 

という言葉が少しずつ出てきます

 

それもこれも夫婦を過剰によく見ている自分に、自分が騙されているという
現実を知るからです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。