公開日 2019年11月18日 最終更新日 2021年9月28日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気でサレ妻から立ち直る方法がわからずに、悩んでいる方に接して
いますが、相談者にとって夫の不倫をどう捉えるのかで気持ちは全然変わって
きます
私がいつも言う言葉は
『夫の不倫は犯罪です、夫は犯罪者です』
という事です
それを聞いた相談者は、最初半分わかって半分わからない状態です
目次
夫は本当に自分を守ってくれる存在なのか
なぜなら、夫は自分を守ってくれている対象です
経済的にも精神的にも自分を支えてくれているという存在です
それはそれで間違いではありません
しかし、よく考えてみればそれがもし本当に続いているのであれば妻に攻撃的な
態度を取るはずがないのです
- 『お前は俺の事を何もわかっていない』
- 『俺がどれだけお前の事を考えてきたのかわかっているか』
- 『俺にとってお前はもう妻でも何でもない』
- 『早く別れてくれ、俺をこれ以上苦しめないでくれ』
- 『お前と俺はとっくに終わっている』
という言葉を出している夫のどこが自分を守ってくれているのか
しかし、相談者は過去の幻影で夫を見ているので
- 『あなたはそんな事をする人ではない』
- 『私の知っているあなたはもっとちゃんとしている』
- 『私はあなたの事を一番わかっている』
という事を想像しているのです
夫は病人でもなんでもなく犯罪者でしかない
それは何か病気にでもなっている患者を見る目でいるからです
しかし、夫は病人でも何でもなく犯罪者でしかないのです
そういう自分の思い違いに気が付かなければいけないのですが、自分一人では
よもや夫を犯罪者という捉え方はないのです
とは言え現実には、夫は多くの人に迷惑をかけているのです
そこから自分の夫という思いから、
`自分がよく知るダメな一人の男`
という捉え方に変えなければいけないのですz
それをする事が一番自分を取り戻して、
- 『私は夫の部下ではない』
- 『私がすべきはアホな夫の擁護ではない』
という事を明確にするのです
妻だけの自分から社会に身を置く一人の女性という意識
それをやると、それまでの夫の妻だけという感覚から一人の社会に身を置く
女性に意識が変わるのです
そこから夫婦というものが、いかに自分の想像で進めてきた関係かを知るの
です
それを知るとサレ妻なんて思いはなくなってきます
サレ妻というのは、多くの相談者が受け身の造語です
しかし、不倫という実態は妻という枠を越えてアホな事をされている事に
他ならないのです
つまり、例えるならば電車の中で痴漢を発見した時と変わらないのです
そういう時には、周りにSOSを発信したり大声で助けを求めるのです
親友が不倫に悩んでいたら一緒に戦うはず
また、親友が夫の不倫に悩んで相談してきたら
『許せない、一緒に戦おう』
という思いや行動が出るはずです
それは社会人として当然の事ですし、何か特別な事でも何でもないのです
その自分は世の中の一員という意識が夫の不倫で特に必要なのです
多くの相談者がそこに気付かないまま、ただ夫の気持ちを取り戻せないかと
いう思いで必死にすがっているのです
サレ妻という言葉は、ある意味自虐の意識があるからです
その自虐からは何も生まれる事はありません
ただ自分の人生を狭めてしまうだけでしかありません
夫婦を自分が主体的になる関係に変える
そこから
『私が夫に振り回される人生はあり得ない』
という、夫婦から脱却する人生に変えるのです
それは離婚を意味しているわけではなく、自分が主体となって夫婦を続ける
意思を強く持つという事でもあります
それまでの夫婦という形にしがみついている自分から
`戸籍一つが全て、それ以上でもそれ以下でもない`
という自分に変えるのです
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