公開日 2014年7月30日 最終更新日 2023年10月11日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
浮気した夫に悩む相談者とお話ししていますと何回も裏切られた経験を持っていると、特に
‘どうしても夫が許せない‘
という感情が強く出ます
当然そうなります
相手の女が同じなのか複数なのかは別にしても同じ事を繰り返す夫を
‘どれだけ私を傷つければ気がすむの‘
と思います
確かにそれは人としてどうかという思いですから、まず怒りや憎しみが夫に向きます
しかし、ここで考えなければいけない事があります
浮気は夫と女の共同不法行為であり、夫一人の責任ではないという事です
多くの人は、頭ではわかっています
しかし、自分が目にする不法行為者はだいたい夫だけです
女は陰に隠れています
そこに盲点があるのです
妻からすると、
‘あなたがやめてくれさえすればいい‘
‘相手の女性なんてどうでもいいの‘
くらいの気持ちです
そういう相談者はいつまでたっても
‘わかりあった夫婦になって一からやり直したい‘
‘もう一度夫婦を2人で再構築したい‘
と、女は度外視で言うだけです
隠れている女は平気で、時と場合によっては妊娠も狙いますし、別居もさせたい、自分と
結婚させたいと思っています
‘そうでしょうか‘
‘うちの夫もそれほどバカじゃないと思いますが‘
と返ってきます
そういう意味では、夫はバカなのです
なぜかと言えば、相談者が自分の都合で見たくない、考えたくない、接触したくない女が
いろいろと画策するからです
女性から見てもこわい、あり得ない、信じられない女はヤマほどいます
相談者が見た事がないだけで、存在するし、夫と関係を持っているのです
女を叩いてから、憎い夫をいくらでも叩けるのです
とにかく、夫の前に女に対してケジメをつける発想がない相談者は、後々
‘木村さんの言った事が今よくわかりました‘
と、状況が以前より格段にひどくなって慌てて言う方がほとんどなのです
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