〔不倫ストップより修復〕の妻は〔コロナ撲滅より経済〕の政治家と同じ

不倫放置で修復を望むのはNG

公開日 2020年5月2日 最終更新日 2021年4月19日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に多くの妻である相談者が言う言葉があります

 

それは

 

‘夫婦を修復したい‘

 

と、判を押したように出てきます

 

夫婦を修復したいというのは経済回復したいと同じ

 

 

その気持ちはよくわかります

 

しかし、それを木村泰之からすると、

 

『そんな事を言っている場合ではない』

 

という事です

 

それを今の世の中で一番わかりやすく例える事象がコロナウイルスです

 

今の日本の政治家は、コロナウイルスに対して

 

‘感染防止よりも経済優先‘

 

という、アホな思考です

 

優先順位を間違えている事に気が付かない

 

 

そのバカな優先順位が中途半端になって、感染防止もままならないし経済の復興も
遠い先になっているのです

 

経済活動を産み出すのは、健康な人間がいてこそです

 

それは、家が燃えているのに水道代を気にしてバケツの水を使わないようなもので
気が付いたら家が全焼して、元も子もない状況になるのです

 

それと同じで、夫の不倫という妻がこれ以上ない屈辱を受けている状況で

 

  • 『私は夫を愛しています』
  • 『夫とまた仲良くなれるのでしょうか』

 

と、アホな夫を妻として何もとがめる事も怒りをぶつける事もなく夫婦の関係だけを
求めているのです

 

コロナウイルスも夫の不倫の終息はそれだけ望んでも実現しない

 

 

それはコロナウイルスが蔓延しているのに、経済的活動を少しでもさせる事を選んで
自粛しかしない政治家と同じです

 

要は何をしても

 

‘一にも二にもこれが先‘

 

という腹を決めずに、とにかくその先の事を考えているのです

 

もし経済活動の中でコロナウイルスの感染があれば、その会社や人間がかなりの日数
を中止するどころか、人の命がかかる事になりかねないのです

 

もちろん、その後の経済の立て直しは容易ではないかもしれません

 

しかし、命と引き換えにできるものは存在しません

 

修復修復と言っているうちに不倫ブス女が妊娠したらどうするのか

 

 

不倫でも私がよく言うのは

 

『夫婦夫婦と言って行動を躊躇している間に、ブス女が妊娠したらどうするのですか』

 

と、言うと

 

  • 『そんな事あるのでしょうか』
  • 『夫はそういう事には注視しているはずです』

 

と、本当に現実をわかっていない、

 

『ぬるい事を言って、気は確かか?』

 

という返しをする相談者がいます

 

修復を願っているだけでは自分が傷つかない事を探している

 

 

私の相談者で、アホな夫を信じていて神頼みをしているうちにブス女が妊娠している
ケースは山ほどあります

 

妊娠してなくても結局不倫を数年放置しているケースであれば、そこから夫が不倫を
やめる可能性は、客観的に見てもかなり低くなっているのです

 

それでも夫婦の修復と言って、リスクも取らずに祈っているだけとか自分が傷つかない
まま不倫をやめてくれる方法を探しているのであれば、それは自己責任です

 

その後待ち受けている状況も、受け入れる覚悟を作ればいいのです

 

そうではなく、自分が甘かったと思えば

 

『とにかくやらなければいけない事を先にやる、その後の事はその時に考える』

 

と、不倫に限らず人生はそういうものと腹を決めた相談者には必ず笑顔が戻るのです

 

不倫には妻が主導権を握るという行動が必要

 

 

今の日本のていたらくな政治に、どこか国民も平和ボケの度が過ぎているのです

 

それを、自分の夫のアホさは他人事にできないという宿題が出たと思って目を覚ます
のです

 

その宿題をやっているうちに、その後の夫婦は


『私が主導権を握って進めていく』

 

という自信と決意が必ずついてくるのです

 

その時こそ、夫に右往左往している自分なんてどこにもいないのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。