不倫脳夫に「なぜ」ではなく、「みっともない」という自分がいるのか

不倫脳は‘みっともない‘という状態

公開日 2020年5月25日 最終更新日 2022年5月18日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫には多くの相談者である妻の思いはどういうものか

 

それは喪失感であり、焦燥感でもあるはずです

 

  • 『なぜこんな事をするの』
  • 『私はこれからどうすればいいの』
  • 『一人では何もできない、助けて』
  • 『夫に嫌われたくない』
  • 『何とかしたい、修復したい』

 

という、すがるような必死の思いです

 

決して

 

『本当にみっともない、情けない』

 

という言葉は出てこないのです

 

彼氏と夫の浮気は全く違うもの

 

 

しかし、これが恋人の時であればどうか

 

彼氏の浮気に同じような思いになるのかと言えば、全く違うはずです

 

  • 『もうこれで会う事はない』
  • 『絶対に許さない、あり得ない』
  • 『私を何だと思っているの、もうこちらから願い下げ』

 

という思いです

 

それは取りも直さず

 

‘自分のプライド‘

 

がそうさせているのです

 

そのプライドは特に意識しているモノではなく、自分のそれまでの生き方が勝手に出して
いるのです

 

それが結婚した後の夫の不倫では、すっかり影を潜めているのです

 

潜めるどころか、夫に強く出るなんてとんでもないという思いさえも出てくるわけです

 

そういう自分と、一生付き合っていくのかという事です

 

相談者は、夫と自分の関係性しか考えられなくなっている

 

 

相談者はとにかく夫と自分の関係性しか、考えられなくなっているのです

 

しかし、人生で最後まで付き合うのは自分自身です

 

いつかは夫との別れは来ます

 

しかし自分は人生最後までいつもいるどころか、逃げられないのです

 

そのごまかせない自分をごまかしているのです

 

自分にウソをついたり、無理をして人生を進めるられるのか

 

それを言葉にすると、夫には百歩譲っても

 

『みっともない事をしているんじゃない』

 

を、最低限言わなければいけないのです

 

自分を取り戻してもらうのがカウンセリング

 

 

決して

 

  • 『あなたをもっと大事にしておけばよかった』
  • 『私がだめな奥さんだった、ごめんなさい』

 

ではないのです

 

そういう自分を忘れている自分を取り戻してもらうのが、カウンセリングです

 

そこには多くの思考の矯正が必要なのですが、一番のポイントは

 

‘夫婦の捉え方‘

 

です

 

夫婦は決して保険でも何でもないのです

 

夫が自分を守ってくれるなんて、バカな事を考えている自分をやめるのです

 

平和ボケの自分をとにかく捨てるのです

 

そこからが全ての始まりなのです

 

夫を軽蔑しない自分を私は認めない

 

 

『夫を軽蔑しない自分を私は認めない』

 

という自分が必要なのです

 

夫と自分は対等の関係であるからこそ

 

`媚びぬ・引かぬ・謝らず‘

 

なのです

 

対等であるからこそ、バカな事をしている夫に軽蔑なのです

 

それでこそ夫婦の意味があるのです

 

一体化していた夫と自分を明確に分離する

 

 

そういう見方が、それまで成長が止まっているどころか退化していた夫婦や自分が、
少しずつ前に進み始めるのです

 

それまでとにかく一体化していた夫と自分を、明確に分離するのです

 

  • 『夫婦とは言っても、夫は夫で私は私』
  • 『夫婦は全て同じ事を考えているはずない』
  • 『夫に引きずられていた自分をやめる、私は妻の前に一人の女性』

 

 

というように、夫婦の中での自分の立ち位置や存在感を変えるのです

 

夫と自分を分けて考えるという発想は、それまでの相談者には殆どなかったわけです

 

夫が本当にみっともないと心のそこから思うようになった

 

 

しかし、カウンセリングの中でそういう思考をアドバイスする事で

 

  • 『確かに夫のアホさは私の責任でも何でもない』
  • 『私が苦しむのはおかしい、夫のしでかした事でしかないのに』
  • 『夫が本当にみっともないと、心のそこから思うようになった』

 

という位に、夫の見方を変えます

 

私の数多くの相談者も、心のどこかで夫婦という枠組みに囚われていた事を知ります

 

『夫婦だからと言って、夫が間違っている事をしていて黙っているなんて
おかしい』

 

と、それまでの自分と夫の関係性に線を引くのです

 

その中で、

 

  • ‘みっともない‘
  • ‘軽蔑する‘
  • ‘怒りがこみ上げる‘

 

という言葉が出てくるのです

 

夫婦という対等であるべき関係がいびつな構図になっている

 

 

そういう見方があるのとないのでは、今後の人生が全然変わってくるのです

 

どう変わるのかと言えば、

 

  • ‘舐める舐められる‘
  • ‘下に見る見られる‘
  • ‘強く出る出られる‘

 

という構図のまま夫婦を続けるのか、そうではないのかと決定的に違ってくるのです

 

夫婦という対等であるべき関係が、いつの間にか

 

‘上下関係‘
‘主従関係‘

 

とも言えるべき、いびつな構図になっているのです

 

それを変えるには、世の中の目線と同じ自分を作る事が必要です

 

世の中の見方を自分に取り込まなければいけない

 

 

不倫をしている夫を、

 

  • 『あなたはそんな事をする人ではない』
  • 『私の知っているあなたではない』
  • 『私があなたをこんな風にさせているのかも』

 

という見方をしているうちは、その構図は全く変わりません

 

やはり、世の中の見方を自分に取り込まなければいけないのです

 

それには、他の人間の不倫と自分の夫の不倫に差があってはいけない

 

例えば、芸能人の不倫にどういう思いが出るのか

 

  • 『いくら人気があっても、こんな事しているんだからダメな男』
  • 『ファンも失望するし、もうテレビでは見たくない』
  • 『こんな状況で不倫するんだから、家族も可哀そう』

 

というように、その人間を糾弾する自分が心のどこかにいるはずです

 

本当にみっともないし情けないの一言

 

 

それと不倫脳夫に対して、同じような見方をしていなければおかしいのです

 

  • 『本当にみっともないし、情けないの一言』
  • 『家族の事を何も考えていない、ダメな男』
  • 『訳の分からない事をしている夫に、私が厳しい目で見なければいけない』

 

と、世の中の男も自分の夫でも

 

‘ダメなものはダメ‘

 

という思考が必要です

 

自分の夫だけを、どこかで例外にしていた自分がいたはずです

 

その例外にしている自分が、自分の敵なのです

 

夫の不倫は世の中の不倫の一つに過ぎない

 

 

夫の不倫は、世の中の不倫の一つに過ぎないのです

 

カウンセリングの中で、そういう

 

‘思考のリセット‘

 

をしてもらう事で、夫の基準を変えていくのです

 

夫婦で固定観念化している

 

‘夫の姿‘

 

を、世の中目線で見るのは、なかなか難しい事です

 

しかし、世の中と比較するとそのズレている自分に

 

『このままではヤバイ、私は夫の言いなりになってしまう』

 

という思いが、必死にそれを直そうとするのです

 

自分の緩さや甘さが、一番自分を変えるモチベーションになるのです

 

You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。